2次のハイパスフィルターを書いてみる。
Bがフィルター出力、Aが速度特性。(ボイスコイル速度はボイスコイルを流れる電流に比例する。)
単振動とフィルターの関係。素子の定数はこの式で計算する。fs=50Hzの条件で描画させる。
スピーカー自作のバイブル(往生要集?)として有名な本である。低域をフラットにする秘法がいくつか述べられている。曰く「密閉箱においてQtcを0.7にせよ。」
具体的にはスピーカーユニットを買った時に付いているTSパラメーターを用いて箱の内容積からQsを計算してやれば良いと言うことになる。
密閉箱の章にこういう記述がある。
It's electrical and pneumatic circuits are analogous to a second-order high-pass filter with the response controlled by the resonance and the associated damping.
つまりスピーカーの理論は二次ハイパスフィルターの理論がそのまま適用できるのである。シミュレーターで二次ハイパスフィルターを書いてやれば自由自在に検討できる訳である。
枕の寸劇。サブと政吉が顔を付き合わせて招待者のリストを作っている。クリスマスイブに店を貸り切って男女7対7のパーティーを開くという。政吉はコインランドリーで知り合ったアイ子を呼ぶつもりである。
奥手の政吉はサブにアイ子への電話を頼む。ところが電話するとその夜アイ子がサブに話があるという。待ち合わせのスナックで話を聞くと行きたいけど政吉の事が嫌だと言う。元々サブの方に好意が有ると告白されてしまう。海ちゃんは父のパーティに呼ばれていて欠席するという。お嬢さんを呼んだことで女将がカリカリしている。お嬢さんもユミからの電話が原因で激怒する。半妻も何故か来れないと言う。
いよいよ24日になる。現れたのは出稼ぎに来ている一郎兄さんである。すでに泥酔している。サブに会いに来たと言う。家族に買ったプレゼントを抱えている。サブは駅まで送って行った。会場ではダンスミュージックがかかり女性陣が踊っている。どんどん盛り上がっていくがサブ、政吉、利夫、赤提灯のマスターは沈んでいる。政吉が板前を辞めたいと弱音を吐く。アイ子も海ちゃんも来ないのでサブの責任問題になる。夢破れた若い三人の昭和51年のクリスマスイブである。遅れて来た半妻に利夫がイチャモンをつけ乱闘になる。その後サブと半妻はオカマバーに行く。
サブがアパートに帰ると葉書が来ていた。かすみちゃんからの喪中ハガキだった。クリスマスおめでとうと書いてあった。
今日は試聴室の番ですからアレクサンダー・スクリャービンの音楽を聴きましょう。スクリャービンはラフマニノフとは音楽学校の同窓生です。彼は19世紀末から20世紀前半のロシアが生んだ桁外れに特異な才能の持ち主でした。20才の時音楽学校を卒業したんですがそれはちょうど2歳年下のラフマニノフの卒業の年でもありました。スクリャービンは音楽家として出発した当時はショパンの影響を強く受けてました。けど次第に世紀末の神秘主義思想に傾くようになって独創的な和製理論に基づく独特の作風を樹立して行ったそういう人です。今日はそのスクリャービンのピアノ作品からいくつか聴いて見たいんですがまずピアノ協奏曲嬰へ短調、アナトール・ウゴルスキーのピアノソロ、オーケストラはシカゴシンフォニー、指揮はピエール・ブーレーズこういった顔触れで全曲続けて聴きましょう。〜音楽〜
なんとなくラフマニノフ風だが第二楽章はおとぎ話に出てくるような優しいオーケストラと美しいピアノの旋律が聴ける。
今聴いたのは云々。スクリャービンはピアノのための作品に打ち込んでいたんですけどもピアノソナタの比重が大きくて全部で10曲にのぼります。今日はその中から第7番作品64のピアノソナタを聴きましょう。それじゃスヴャトスラフ・リヒテルのピアノソロで全曲続けて聴きましょう。〜音楽〜
色彩的だが無調に近い和声。メシアンに近いがロシア的な暗さがある。
今聴いた曲は云々。リヒテルのピアノソロでした。今度はピアノソナタ第9番作品68。前の曲が白ミサと呼ばれているのに対しこの曲は黒ミサとあだ名されています。神秘的に、呟くように指示されている和音の連打による第一主題と抒情的な第2主題とが対比的に提出されるソナタ形式だけの単一楽章です。今日聴くのはマルカンドレ・アムランのピアノソロです。〜音楽〜
最初は全然暗くなくラベルっぽい。リストのVIA CRUSISのフレーズが少し引用されている。進むにつれだんだん熱中した感じになる。
今聴いたのは云々。まだ時間があるので作品57の二つの小品聴きましょう。これは名作だと思う。ブラジル出身のピアニストのジャン・ルイ・ストイアマンのピアノソロで聴きましょう。〜音楽〜
今聴いたのは云々。今日はその前に云々を聴きました。それじゃさよなら。