Aー7、金田式オールFETアンプである。
適当に作った訳ではなく元になった文献がある。初出は無線と実験1993年3月号である。 これがその回路図である。
バッテリ式でイコライザーも搭載されていた。K134/J49のモールドタイプがK1056/J160である。
本アンプの回路図、基板図、特性を示す。
イギリスのレスター在住のエリオット・ヒギンズ(36)が自己の生い立ちについて語る。彼はべリングキャットの創設者である。パソコン好きで引きこもりだった彼はゲームにのめり込むとゲームサークルを主宰するという積極性も見られる人物だ。YouTubeとグーグルアースを駆使してロシアのフェイクニュースを暴いた事で一躍有名になった。
彼はISがアメリカ人のジェームス・フォーリーを処刑する映像からラッカ近辺の特定の場所を割り出しネットに公開する。その数ヶ月後べリングキャットを立ち上げた。
これはオープンソースの調査報道であり真実を暴くことにより権力を監視、牽制できるという。偽情報監視団体を主催するクレア・ウォードル女史は語る。べリングキャットは後ろ盾もオフィスも持たない、ボランティアで構成された組織で極めて詳細な分析を行い情報発信する。フィンランドのメンバー、ヴェリ・ペッカ・キヴィマキ氏は2014年7月17日のマレーシア航空17便墜落事故に注目し、ウクライナドネツク近郊で撮影された映像と軍事知識から使われた兵器を割り出し、ロシアの第53対空旅団から発射されたブークミサイルであると確定した。米国シャーロット在住のアリック・トーラー氏は豊富な動画とグーグルアースを分析しブークの移送トラックのミサイルの数を確かめている。また兵士と家族のSNSから旅団の移動場所がどこかを割り出している。
シリア在住のハディ・アルハティブ氏は米軍によるシリアの市場の空爆映像を分析する。まずこれがフェイク映像かどうか検討する。何故ならそういう映像がとても多いからである。バークレー法科大学院人権センターのアレクサ・コーニグ女史は語る。私たちはシリアなどで起きた事件の膨大な映像情報を保存するという彼らの活動を支援してきたという。入手経路を明確にする事により後に司法の場における戦争犯罪の証拠として活用できるという。ベルリン在住のメンバー、ティミ・アレン氏は専門知識を活かして空爆現場の3Dのモデルを作り上げた。
オランダのクリスティアン・トリーベルト氏はアンマンのホテル屋上からドローンを上げ市内の映像を撮影する。この映像の場所を特定できるかどうかネットで呼びかける。2016年のイラクでの爆弾テロの映像がある。この動画は拡散されロイターでもニュースとして配信された。だがこの動画には前の部分があり全部ヤラセである事が確定している。ニューヨーク大学のジェイ・ローゼン教授は語る。プロであろうとアマチュアであろうと実際に何が起きたのかを調べて世界中の人々に伝える行為は重要な仕事であるという。その情報が信頼できるかどうかはプロセスの透明性が担保されているかどうかにかかっている。ロシアの国営メディアはそういったフェイクニュースの親玉であり、べリングキャットにサイバー攻撃をかけているという。実力行使に出るという懸念もある。
2018年5月オランダなど5カ国合同調査チームによる記者会見が行われ、マレーシア航空17便墜落の原因はロシア第53対空旅団から発射されたブークミサイルであると発表した。
クリスティアン・トリーベルト氏はリビアの武装勢力の幹部マフムード・ウェルファリについて調べている。ウェルファリは多くの戦闘員を殺した罪で既にICCが指名手配しているが、未だに自由の身であるという。画期的なのはSNSからの情報のみでICCから逮捕令状が出されたという事であるという。ウェルファリが逮捕起訴された暁にはこの情報が役に立つという。
The awards for excellence in journalismの会合でイノベーション賞がクリスティアン・トリーベルトに授与された。この受賞はベリングキャットの活動を後押しするが、同時にメンバーがニューヨークタイムズのような企業に雇われる契機になるという。
ロシア元スパイ毒殺未遂事件では容疑者の一人についてベリングキャットが実名と所属を解明し発表した。RTは嘘のインタビューとプーチンの言い訳を流している。
ニューヨーク大学のジェイ・ローゼン教授は語る。民主主義を信じ大切だと考える人々がいる限り、政治の民主性は生き残ります。国民の同意に基づいた政府や開かれた社会、すべての人々が自由に生きる権利、それらが大切だと考えるならばそのために戦わなくてはならないという時代が来たのです。
天空に輝く9つの星といえばオリオン座だが今回のAー4はその中のベテルギウスに相当する。別に大した意味はなく二番目位に輝いてるというようなものである。
回路図と基板
今回はK405/J115からK1529/J200に変更した。その特性を示す。
迷宮のようなAシリーズのメインテナンスを実行中である。
今回はAー3をメインテナンスした。オフセット調整用のVRをまだ着けていなかったので付けた。これによってアイドリングが若干変化したので特性を取り直した。
前回の特性
元高崎藩主で華族の大河内輝声(てるね)という人が東京に来ている中国人との交遊を通じて筆談の文書を残している。これはその日本語訳である。一部を抜粋して紹介する。漢字とかなの表記は改変した。
明治10年12月23日浅草凌雲閣にて
(略)
輝声 私は姓は源、名は輝声、字は子斌、号は桂閣、位は五位で華族です。どうか今後ともお見知りおき下さって、長くお付き合い願いたいと思います。今日の奇遇は三生の幸とでも申しましょうか。
梅史(公使随員) わたくしは前から、お国の源氏が名家であることを、聞き知っております。今日お会いできたことは、とてもうれしい。ただゆっくりはしていられないのが残念です。わたくしは三年はこちらに居りますので、これからずっとお目にかかれましょう。
(略)
(略)
輝声 あなたの顔には刀傷がありますね。何でも洪秀全の乱に、あの傷を受けたとか・・・・・その頃の官職は?
桼園(詩文の先生) 長髪賊の騒動の時、私は郷団を作って防ぎましたが、謀が不味くて負けました。この傷はその時のものです。
(略)
輝声 「支那」という字のおこりはどうですか?
桼園 天竺でおこりました。中華の皇帝に上表するとき、「支那皇帝」云々としました。その時中国は唐の時代です。『佩文韻府』に書いてあります。
(略)
輝声の詩文の腕前を見てみよう。前の人の韻を踏んで詠んで行く。
如章(清国駐日公使)
十里春風爛漫開
墨川東岸雪成堆
當筵莫惜詩兼酒
如此花時我正來
桼園
千紅萬紫一齊開
艶似雲蒸叉雪堆
墨水江邊無限好
游人盡是看花來
輝声
絶勝西園雅會開
春花爛漫似雪堆
櫻堤休作桃源認
爲賦淵明歸去來
(略)
連休はシリーズ物を何か見ようと思いリーサル・ウェポン全4作を見ている。第1作こそその冒頭はシリアスな雰囲気であり、例えば解説なしで複数の事象が出てきて暫く注意してないと誰が主人公で何がリーサル・ウェポンなのか飲み込めないのだが、いざ始まってみるとマータフとリッグズの二人の刑事は結構いい加減でやりたい放題の事をして事件を処理して行く。
妻を事故で失ったせいで自暴自棄のリッグズ(メル・ギブソン)がリーサル・ウェポンなのであるが第4作では早くも年齢の限界を感じマータフ(ダニー・グローヴァー)に弱音を吐く。マータフの方は50過ぎの老刑事という設定である。二人のコンビに途中から加わるのが会計士のレオで口が達者な道化者という役回りである。探偵と称して二人の行く先々に現れては絡んでくる。だが結構役立つ時もある。
4作目では蛇頭の秘密結社が絡む事件で中華街でのアクションやカンフーの達人(ジェット・リー)との対決がある。二人とも達人にやられてしまい家ごと焼き殺されそうになるが脱出して反撃する。高速道路で派手なカーチェイスを演じるが又取り逃がす。その後も執拗に命を狙ってくる相手に対し、中華街での決戦を挑むが、銃撃戦中にリッグズとマータフ無駄な口論を始める。最後は達人との因縁の対決になる。ほぼ負けそうになった時マータフが後ろから鉄棒を刺して逆転する。ずいぶん卑怯な勝ち方である。
色々と続編を予感させる展開が読めたが、ハードな演技にメルがギブアップしたのか結局この第4作で終わりになった。