上條式ノンスイッチングアンプ(5)

バイアス回路を組み込んだ。両chうまく動作したので試聴用スピーカーで鳴らしている。アイドリングは60mA、290mAと左右でかなり違っている。この場合アイドリング電流は時間ともに下がってゆくので安心して見ていられる。だが最初に400mAに設定するとどんどん増えて行くことが判明している。

特性を測定した。

測定回路と電流値を示す。

ジャズ喫茶本日開店(12)

今日聴こうとしているのはオスカー・ピーターソントリオである。

高音質録音版としてよく雑誌に紹介されていた盤である。ディナーショーでの気楽な演奏のような雰囲気がある。第1曲目でそのように感じる。油井正一氏のライナーノーツがあるので一部紹介する。

《ピーターソン・トリオはナイト・クラブで演奏するとき、よく流行中のヒット曲のリクエストをうけるという。お客が彼をからかっているのでない限り、進んで演奏するようだ。大先輩のアート・テイタムと同様、こうしたものの取り扱い方がすぐれているピーターソン・トリオは、ヴァーヴへの置きみやげに、そうしたレパートリーを集めた本アルバムを残した。ダウン・ビート誌は「このトリオ近年の傑作」として四つ星半を呈したが、たしかにそれに値する名盤である。》

上條式ノンスイッチングアンプ(3)

とりあえずバイアス回路を普通のものにして片ch完成させた。一つのトラブル対策である。

アイドリング電流81mA、オフセット7.4mVとなっている。

連休中にもう片ch完成させて、しばらく聴いた後バイアス回路を改変する。

ジャズ喫茶本日開店(11)

他店の音を聴いた後はますます気合が入ってくる。今日聴くのはウェス・モンゴメリーである。

これはなかなかの名盤でオクターブ奏法と彼の音楽性がよく現れた一枚である。合わせてベストセラーとなったA&Mの盤もCDだが聴いてみる。

時代を先取りしたようなサウンドと飽きのこない編曲が楽しめる。