2015-12-06から1日間の記事一覧

ロベール・ド・クラリ 伊藤敏樹訳 コンスタンチノープル遠征記 (1220年頃)

この書は第4回十字軍に従軍したフランク王国の騎士が口述したものである。この世界史上際立つえげつない蛮行も事情を聴いてみるとなるほどと思える。要するに大義名分さえ立てば泥棒の行為も平気というのがあちらの人々の習わしなのだ。この場合は皇帝の直…