GaN FETアンプ
小信号バイポーラTRを使ったバージョンを作った。 終段バイアスを1.8〜5.5Vに調節できる。 まずIGBTを入れて聴いている。重戦車のような低音と優しい高域が聴ける。GaN FET は後ほど投入する。
連休も最終日となりGaN FET アンプも完成した。両chともGaN MOS FETである。 アイドリングは安定している。柔らかさ、清純さを感じさせる音は、この世界の何処かにもうあるかもしれないが、まだ自分で作るしか体験できないマターである。
基板の製作途中。定数決定の処でやや不安があるが完成は近いと思う。
歴史の真実が映っていないかVTRをチェックしていると、退位される天皇陛下が宮中三殿の賢所に入り天照大神に何かを報告する儀式が映っていた。天武天皇以来の伝統が今も続いていることが証明されたのである。 さてAシリーズのシャーシでもう一つアンプを作る…
保護回路ができたのでしばらくSic MOSで聴いたのちGaN FET を片chだけ投入した。比較的安いTPH3208PS(税抜1458円)である。 差は圧倒的で柔らかさ、浸透感、アコースティック感が現れ、低域もダイナミックで解像度が高い事がわかる。両ch替えたらどんな事に…
遅延回路を搭載したAシリーズ。まだSCT2450KEでテスト中。 外付けの保護回路が出来たらGaN FETを入れる。純粋なSic MOSアンプは音がゴリっと来る。明快だがやや音が硬いのだ。これにGaN FETを片ch入れると変身する。
TP65H050WSの方にも金田式遅延回路を導入し調整して聴いている。あれから無事故で運用されている。 この二つは終段バイアス抵抗値が違うだけで他の定数は同じである。どうやら平成のうちにGaN FET パワーアンプが物になりそう。
あれからTPH3208PSが二つ昇天した。一つは昼間だからいいだろうと思ってドライヤーを省略したら昇天した。もう一つは起動に成功したがすぐ不安定になって保護回路が作動した。どちらも+側の石が一つダメになった。 いくつか石を補充してまた実験する。 今度…
自動バイアスステップアップ回路の動作をシミュレーターで確認する。 実回路でも3.5V→4.2Vというように動作しているが電源ON時の過渡電圧に5Vとか出ているようなのでまだ恐ろしくて予熱しながら使うしかない。
保護回路付きの第二弾。まず保護回路の電流制限のリミットを低く設定したものを作る。検出抵抗を0.22Ωにしている。 本体には自動バイアスステップアップ回路を考案して搭載した。終段の石にTPH3208PSを使ってみる。 動作したので音を聴いている。
次の日の朝いきなり保護回路が作動した。既に10回くらい正常に起動していたので朝の低温が原因にほぼ間違いない。 石の生死を確認すると上側がショートモードで飛んでいた。今までなら上下同時に昇天していたので金田式の御利益とも言える。ソース電流を観察…
雌伏3ヶ月、金田式過電流保護回路が出来上がったのでCA3に組み込んで動作テストを始めた。ヘッドホンで聴くGaN MOSの爽やかな音は久しぶりだ。 故障確率を1/2にする為、片chはSic MOSで運用する。長期安定が得られたら両chにGaN MOSを投入する。
CAー3に搭載できる大きさでもう一つ作りテストした。SicーMOSアンプに実装してある。 写真はアイドリングを20mAくらいにしてシャットダウンさせたところ。LEDが点灯している。過電流でシャットダウンするかどうかはまだわからない。
過電流検出、DC検出、制御回路を一体化した基板を作る。 NAND回路が見える様にした。 シミュレーターで書いてみる。 うまくシャットダウンする様だ。 ピン端子をショートするとプローブの電圧が入れ替わる。これはメモリーされているが電源を落とすと電解コ…
まだまだSiC MOSで検討を続ける。今度はパスコンにuΣ0.68μを投入した基板を追加で作った。 回路としては2003年頃の金田式パワーアンプに近い。現在メインシステムでエージングを進めている。透明な音になってきているがSITアンプがナチュラルな音とするとこ…
オフセットを確認して朝から鳴らして見た。小音量ではボケボケのイマイチな音なので電源電圧のせいと思っていたら夕方から雲が晴れたようにクリアーになった。熱暴走の気配は全くない。Sic MOSもなかなかいける。
まだ目標の前段階に過ぎないがSic MOSパワーアンプが完成した。 これはこれで大変結構なものである。
K180とJ18で成功した回路(非常に安定していていい音)で作ってみる。完成したらSic MOSで運用して問題がなければGaN FETに置き換える。VgsはSic MOSが3.2V、GaN が4.2V、IGBTが5.2V位になる。うまくいく保証は無い。 実験で定数が大体決まったところ。これ…
プラットフォームをCAー3に移して完成を目指す事になる。 目処は立っていないので発表する事は少なくなると思う。
電源投入時に終段の石が壊れる事故が多発している。これまでTP65H035WS、TP65H050WSと壊れて対策を検討中だったが、TPH3208PSでも起こってしまった。しかも今回のは下側の石が電源投入時に飛んだので出力に15V出てしまいヘッドホンが道連れになった。スピー…
小型の石で作ってみた。 大変素晴らしい音で鳴っている。ヘッドホンアンプとしては今まで聴いたことのない位の音である。 回路図と基板レイアウトは以下の通りである。 実機の片chはカレントミラーのままだが音質には違和感はない。
調整済みのGaN FET パワーアンプをメインシステムに繋いで±16Vの電源をONにした瞬間片chの石が昇天した。昇天した石を調べるとDSのショートとなっている。保護回路を入れることにした。 このように変更してテスト中である。石は1ランク小さいTP65H050WSに替…
熱暴走対策が完了した。Sic MOSと全く同じ回路になる。 これでしばらく運用する。
各種アンプのテスト中に鳴らしていたら熱暴走してしまったのでサーミスタを取り付ける。 最初からこうしておけば良かった。データシートから判断したのが間違いだった。
完成し音を聴いている。静かで柔らかい音という印象だ。10cmフルレンジバックロードホーンのオデットに適合するアンプは今の所ヤマハB3、K180SEPP、Sic MOS D級アンプ、J18SEPP(±45V版)だがそれに続くアンプになる。
荷は一週間で届いた。早速組み込んで動作を確認する。 このように2SK183にも匹敵するような強力な石である。 回路と基板図 パワーが出ている。とても素性が良さそうだ。
荷が届くまでまだ間があるのでSiC MOS FETでアイドリングを50mAに設定して聴いている。 ヘッドホンで音質を確かめている。澄み切った音だが硬質であると感じる。
TRATRANSPHORM社から新しい素子が発売されている。 注文しておいたのでしばらくすると届くだろう。HEMTとMOSをカスコード接続した物のようである。 回路はこの様になる。 Aー6Bにそのまま入ると思われる。