Power JーFET

パワーJ-FETアンプ I V (2)

組み上がったので調整した。シャーシはタカチHY133-43-23SS、スイッチング電源は48V、10Aのものを二個用意する。保護回路は金田式である。 右チャンネル オフセット0.6mV、アイドリング26mA 左チャンネル オフセット8.4mV、アイドリング12mA アイドリングは…

パワーJ-FETアンプ I V (1)

エンハンスメントタイプの石を購入した。10kΩのサーミスタを接着する。 回路はパワーJ-FETアンプIII と同じである。 このような基板を二つ作る。電源オン時のミューティング回路は後で入れられるようにしている。

各素子の出力特性の計測(9)

完成したアンプ。 終段SiC MOS の状態だがこれでもう別次元の音がする。 なので予定していたPower JーFETの搭載は見送って、この石はパワーアンプIVに使うことにした。 購入しておいたUJ3C065080K3S パワーアンプIVを準備中

各素子の出力特性の計測(2)

今回のアンプは2022年版NEW HCAアンプ パート2の基板を再利用したものである。 これが元の基板 部品を取り外すのに24分かかった。ゼロから作るよりは楽で速いと思う。 完成した基板 回路図と基板図 アンプは完成した。終段にはSiC MOSを載せている。 こ…

パワーJ-FETアンプIII (2)

回路図と基板図を示す。 調整が済み音楽を聴いている。結論から言うとこのアンプの音はこれまでで最高。バワーJーFETは凄い。 どのジャンルの音楽も素晴らしい音で聴けるが、イランのケルマンシャー、アフガニスタンのヘラート、バダフシャン、ワハン渓谷、…

パワーJ-FETアンプIII (1)

調べてみるとエンハーンスメントタイプのパワーJ-FETが出ていて、価格も手頃なので一台作ってみる。できるかどうかわからないが、だめだった場合の出口は用意してある。 パワーJーFETの特性はSITに似ていると海外のフォーラムで言及されているが、残念な…

パワーJ-FET パワーアンプII (5)

音を聴いてみる。事前に32Ω抵抗負荷でオフセットを見る。安定を確かめてからスピーカーを繋ぐ。このアンプは自作のプリを繋ぐと電源の保護回路が働くのでiPodをソースにして聴く。 前作のJ-FETパワーアンプと同じ音と言って良さそうだ。低音はパワフル…

パワーJ-FET パワーアンプII (4)

組み上がった基板をシャーシに積んでテストする。出力端子をアースに接地する電流メカモードである。 バイアス電圧の発生を確認。左右違っていたり、変な電圧が出れば遡って確認する必要がある。2.4Vなのでこれは合格。 終段をつないでアイドリング電流を見…

パワーJ-FET パワーアンプII (3)

もう一つ基板を作らねばならない。 部品のせに52分かかった。 裏の配線に1時間43分かかった。 MOMOの時間貯蓄銀行の例に倣えば、この基板には私の時間が2時間半分詰まっている。

パワーJ-FET パワーアンプII (2)

半分組み上がった。 バイアス電圧を作ることに成功した。 終段をつないでアイドリングをみたところ、150mA流れたのでMOS FETを5個にした。 その結果アイドリングを35mAくらいに設定できた。 33Ω負荷でDCアンプにしたところ。アイドリング、オフセットを調整…

パワーJ-FET パワーアンプII (1)

音を聴いてみたいのでInfineonの石でもう一台作ってみる 回路図と基板図 基板は一回り小さいものにする。時間的、コスト的にかまり有利である。

パワーJ-FET パワーアンプ (7)

このアンプ無音で立ち上がるし(遅延回路なし)、つけっぱなしにしてもほとんど熱くならない。結論から言うとパワーJ-FETアンプの音は筋金入りの低域と、軽快で爽やかな高域が特徴である。 ノイマン指揮チェコフィル、ドヴォルザーク八番ではかなり驚い…

パワーJ-FET パワーアンプ (6)

残りの基板を組み上げて調整した。特性は測ってないが、もうこれで音が聴けるだろう。 机上でのチェックに全て合格したので、タワーの4階に置いて試聴する。怖いので試聴まえに出力オフセットは見ておく。 さて試聴一日目はSic MOSのような音だなと思って聴…

パワーJ-FET パワーアンプ (5)

バイアス電圧の生成を見る。半固定抵抗を絞った状態で5.1kΩ負荷で4V出ている。実際は10kΩのサーミスタが並列に入るので2.4Vくらいになる。 マイナス側のみの電流メカを見る。バイアス電圧を2.4Vから上げていって3.6Vにしたところ。終段の電流が50mAくらいに…

パワーJ-FET パワーアンプ (3)

いくつかのミスと電源の問題があったのでしばらく足踏みしていた。右は問題点を見つけるための実験基板。 やっとバイアス電圧を作ることに成功したところ。

SONY TAー4650点検日記(9)

先ほどのアンプにK60を載せて特性を調べた。 参考 ノイズフロアが違うのは測定系のSN比の違いだと思う。単純に比べても純SITアンプの素性の良さがわかる。

SONY TAー4650点検日記(7)

某月某日 先ほどの基板に部品を付け加えてアンプにしてしまう。K60の代わりにパワーJーFETを使ったアンプである。回路はSITプッシュプルアンプと全く同じにした。 アイドリングが198mA、オフセットが14.3mVとなっている。 起動が難しいという問題があるが、…

Power JーFET アンプ (1)

UnitedSiC社のPower JーFETが入手できたのでパワーアンプIIIに組み込んだ。 K180の替わりにそのまま入れることができる。 このような特性になった。 エージングを兼ねて音を確認している。