ふぞろいの林檎たち 第六回

   修一は無職であることがばれる。修一は関係を終わりにするつもりだが良雄が意見してくる。修一の独特の恋愛観が述べられる。経験に基づく人生観のようなものだ。姑の企みが明らかになる。亡父の戦友の娘を連れてきてお手伝いさんをさせるという作戦だった。

     夏江にお礼に一夜だけ抱いていいと言われた良雄はそんなのは嫌だと言い逃げ出した。実と晴江はラブホテルに居る。晴江がついて来たのは相手の出方を見るためだったようだ。襲ってきたら濃硫酸をかけるという。結局その気になれないと言ってディスコで遊んで帰った。どうやら男性陣は大学4年生で皆童貞だったようだ。健一が陽子とデートの約束をする。すると突然上司がアパートにやって来て明日から英語のマンツーマン指導に行けという。ついでに今は女はやめとけと釘を刺した。 

   姑が酔って兄に思うままをぶちまける。嫁にも良雄にも筒抜けである。妙に説得力がある。だが姑が正しいとは言えない。孫なら良雄が作ってくれるだろうし。このままでやって行けばいい。後継問題はずいぶん先の話なので予測不可能な要素がかなりある。  

   晴江にアタックして撃沈した実は綾子に的を絞り新宿でデートする。健一は陽子が逃げて行きそうになると呼び出して無理やりキスをする。姑が連れてきたお手伝いさんも何を考えているのか分からない展開になる。この回は凄すぎる。