ドラマ 北の国から (20)

    諸事破綻しつつある。涼子先生の事が新聞に載り、新しい丸太小屋が出来たら雪子は出て行くと言い、五郎の相手を蛍が見てしまう。蛍は五郎のために作った折角の手作りの弁当を捨ててしまった。 

     UFOの事で蛍がテレビの取材を受ける。放映された日皆で喜んで見ていたら先生を批判するようなワイドショー番組だった。蛍の証言も嘘と言われる。ダークな展開だった。ま、純が悪いのだが。

   次の日ピクニックに行くことになる。子供を連れてこごみと行くピクニックだった。渓流の岩だらけのところでボンゴレスパゲッティを作り食べている。饒舌になっている五郎の事を軽薄と断ずる純。蛍は不機嫌を隠そうともしなかった。

    涼子先生の転勤のことを知った純と蛍は分校に駆けて行ったが誰もいない。夜蛍狩りに出かけると先生が佇んでいる。純は話があると言い先生に詫びる。その後でUFOを見せて下さいと頼む。先生は明日の3時に見せてくれると言う。だが純は第14回でUFOを見ているのでは無いだろうか。熱を出した純は翌日の待ち合わせに遅れて行く。そこには誰もいず雨が降り始める。雨の中を走り回る純は涼子先生の幻影を見て夜帰ってくる。純はその後肺炎で寝込んだ。

    そのころスナック駒草ではススキノで六郷出身の娘が働いているという噂が立っていた。五郎が聴き耳を立てているとその子の名前は雪子というのが聞こえた。ブッとむせる五郎。