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BS ドキュメンタリー チュニジア 民主化は守れるのか(2015)

ドキュメンタリー
   バオセラのスタッフが法案の審議の傍聴にやってくる。裁判官の任命についての法案が提出された。政党の党員でも裁判官に任命できるようにするという法案だ。野党は憲法に反すると反対する。バオセラはこの様子をツイッターにその場でアップしてゆく。二時間が経過するが野党議員は審議を拒否し退出して行く。残った与党で採決し法案は可決された。

   バオセラのオフィスはチュニスの中心街にあり20人のスタッフがいる。議会担当のチーフが議員の活動を詳しくレポートする。出席率の低い議員の名前がネットに出ている。 

   人権活動家のアブデサタールはアラブの春は武力を用いた事により失敗したと言う。チュニジアはこの点が違っており圧政に対し対話を用いて対抗したという。

   2011年の初めての総選挙ではイスラム政党が政権を取る。それに対し世俗主義の勢力が対立してくる。一時内戦の危機に陥るが労働団体、経済団体、弁護士会、人権団体からなる国民対話カルテットが結成される。これがイスラム勢力と世俗勢力の中に入り両者を面談させる。与党は憲法制定し退陣する事に決定する。二つの勢力を平和裡に宥和させた事で2015年国民対話カルテットはノーベル平和賞を受賞する。 

   シビルソサイエティが立ち上がり企業の人権問題に取り組む。テロの影響で観光客が激減している。チュニジア社会開発協会が農村を訪れてパスタ作りによる経済的自立を支援する。パスタを天日干ししていると口の上手い男が現れてチュニスに販路を広げましょうと言う。

   そうしている間にもチュニスの市街地でテロが起こる。犠牲者は12人だった。一方政府は法改正により地方自治を進めようとしている。パオセラ立会いの元で協議会が行われた。これも発言が逐一ソーシャルメディアにアップされた。

    最後にノーベル賞の授賞式とパオセラの報告会の様子が映し出された。