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映画 ネブラスカ (2013)

  最近ロードムービーを多く観ているがこれはモンタナからネブラスカまで1500kmの車の旅だ。どちらかというと賞狙いのくだらない作品だ。

  酒飲みの元修理工場経営者のウディが次男のデビッドに連れられスバルのワゴンで出発する。旅の目的は当選金100万ドルを雑誌社に取りに行く事である。勿論詐欺の様な話だがウディは妄執に取り憑かれていて周りの意見を聞かない。ウディは当選金で新車のピックアップとコンプレッサーを買い残りは息子たちにやるのだと言う。デビッドはしがない電気店の店長だが長男のロスは有名なキャスターである。今回は次男の思いやりによる行動の様だ。

  途中ラシュモア山に寄り道して大統領像を見る。一泊すればリンカーンまでたどり着ける。モーテルで一泊した。老人ゆえのアクシデントが色々起こるがウディは父の故郷の町に寄り伯母の家を訪ねる。元共同経営者だったエドにも会う。何故かウディの妻と兄のロスもやって来て合流する。一族が時々集まってみんなで食事をするらしい。やがてウディが当選金を貰いに来た事が知られ親戚は賞金に集ろうとする。エドも一部よこせと言い始める。騒動になるがウディが持っている手紙を親戚に強奪され詐欺の様な話であることがバレる。

  笑い者になったウディは次男と翌日リンカーンの雑誌社を訪ねる。残念ですが当選番号では有りませんと言われ記念品の帽子が貰えた。ウディは落胆するしか無いがデビッドがワゴンを売り払い中古のピックアップを買い、新品のコンプレッサーを荷台に乗せウディに運転しろと言う。ウディはゆっくり故郷のメインストリートを走りみんなに見せつける。それを見た知人達は目を丸くして驚いたという結末だ。

  見栄と妄執ばかりの主人公、優しいがさえない次男、毒舌の老妻と出てくる登場人物には真実の様なものは無いなと思った。