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東洋文庫 陸游著 入蜀記 (1170)

  1126年金が開封を陥落させ欽宗とその父の徽宗を捕らえて北へ連れて行く(靖康の変)。欽宗の弟が臨安(杭州)で即位する(南宋)。その頃生まれたのが著者の陸游である。出世して高官になっていた陸游は長江北岸まで迫った金との和議において主戦論を主張したために紹興の田舎に帰された。暫くして蜀の一都市に赴任することが決まり任地に向かう紀行文を日記形式でしたためたのがこの入蜀記である。

  1170年5月18日から始まり10月27日で終わる。徽宗皇帝の時代からまだいくらも経っていない文化的に高度な時代の中国の様子が描かれている。