映画 ビッグ・バグズ・パニック (2009)

  昆虫が人間くらいの大きさになったら地球上で最強だろうと言われているがこれはB級映画でありながらそれを実写で再現したものである。

  巨大な甲虫類が突如町を壊滅させる。生き残ったクーパー他数名は虫と戦いながらサバイバルしなければならない。虫はショットガンで撃てば死ぬみたいだが羽根で飛び回り脚の力は強い。クーパーは太腿を刺されてしまった。通信も交通も全てダメになっておりクーパーらは元軍人の父のいる実家まで歩いて移動する。父とクーパーの関係は最悪でクーパーは常に父からダメな奴だと言われており今回も同じだった。クーパーは父に逆らって危険な虫の巣に行くという。そこには好きになった女性が捕らわれており生きている可能性がまだあるのだ。結局聾唖の男と二人で救出に向かうが虫に刺された父も加わって巣を爆破することに成功する。彼女も救出された。

  この映画は人間関係にも重点を置いているが基本的にはコメディーなのでなかなかシュールな世界が味わえる。