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映画 8月の家族たち (2013)

  女系家族賛美の映画である。オクラホマ州の片田舎の夏はクソ暑いらしい。元教師で詩人のぺバリーは引退して本に囲まれ酒を飲んで暮らしていた。T.S.エリオットが好きで釣りが趣味らしい。妻のバイオレットは娘を三人育てたが地元で暮らしているのは次女のアイビーのみである。このなんでも罵倒する妻はまず夫のぺバリーを罵倒する。夫は家事と病院の送り迎えのために家政婦を雇ったが彼女がネイティブアメリカンなのが気に入らないようだ。
  或る日夫は予定の行動なのか失踪してしまう。その後自殺と判明する。家族が招集され広い家に集まった。長女のバーバラには反抗期の娘と別居中の夫がいる。バイオレットは彼女が故郷を出て行った事を責め夫と不仲の事も責める。だがバーバラも母親の気質を受け継いでいるようで子育ての事やらで夫を罵倒する。今回夫からお前は肛門の中のペインだと言い返されてしまう。どうやら仲は修復不可能らしい。  

  三女のカレンは婚約者を連れてきた。結婚してフロリダに住むのだという。相手の男性はいかがわしい男のようである。母がすぐ見抜いて質問攻めにして罵倒する。この男は長女の娘ジーンに手を出そうとして袋叩きにされた。
  次女のアイビーは今回の騒動を機に母親を捨て、いとこのチャールズとNYに行くつもりでいる。チャールズは産みの母からいつも罵倒され今回も葬儀に遅れてきた。仕事もクビになっている。バイオレットからルーザーと認定されている。バイオレットは娘との結婚は論外と思っている。二人の関係が知られるとチャールズの秘密が明かされた。彼は不倫によってできたぺバリーの子なのである。

  オクラホマはビーフが存分に食べられるし住み良いところだと思うが女達は何も無い平原だと言う。ここに住む人々はそこそこ裕福でありそこそこ退廃しているが男達は良識的で優しい。