吉田秀和 名曲のたのしみ 2011年2月5日放送分

  ハイドン連続放送の第57回目。シンフォニー102番変ロ長調を聴きましょう。1794年から1795年二回目のロンドン旅行の時に初演された曲。演奏される回数は少ないが玄人好みであり最高傑作と云う人もいる。楽章ごとに調性、速度記号、拍子、主題、転調について述べている。第2楽章の主題は暗く哀歌のようで第3楽章はスケルツォに近づきつつあると云う。クイッケン指揮ラ・プティバンドの古楽器による演奏で聴く。〜音楽〜

  演奏は軽快で力づよくエコーたっぷりの録音。

  次の曲はピアノトリオニ短調、ホボーケン番号15ジャンルの23番。ボーザールトリオの演奏で全曲聴きましょう。〜音楽〜

  繊細で軽やかな印象の名人芸の域に達した演奏。終了後のコメントは無くいきなり時報が鳴り終了。カセットテープの録音はここまでで以後はSDカードに録音した。