吉田秀和 名曲のたのしみ 2012年2月18日放送分

今日はラフマニノフの連続放送の第15回目にあたります。ラフマニノフは並外れたピアノの名人で彼の手がけた作品の中でもピアノのための曲が圧倒的に多い。しかしその中でソナタということになると彼は二曲しか書いてません。いくらラフマニノフが保守的な作曲家だと言ってもこの点ではやっぱり時代とともに変わってきているという事を感じさせるのです。しかしとにかく二曲は書いた。今日はまず最初の第一ソナタから聴く事に致しましょう。ニ短調作品28。有名なのは二番の方で僕も正直言ってまだステージで弾かれたのを聴いたことがありません。この楽曲は三つの楽章がファウスト、グレートヒェン、メフィストフェレスの三人に振り分けられて書かれています。一種の標題音楽ですよね。1908年モスクワで初演されました。で僕たちはこれアレクシス・ワイセンベルクのCDで聴こうと思うんです。〜音楽〜

1906年の夏に彼は15曲からなる歌曲集作品26を書いています。この数年多作というかラフマニノフはよっぽど油が乗り切っていたんですねえ。今日はこのあとこの歌曲集せめて半分ぐらいは聴けるんじゃないでしょうか。第1曲、第2曲、第3曲続けて聴きましょう。エリザベート・ゼーダーシュトレーム のソプラノに、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノ。〜音楽〜

第4曲「二つの別れ」二重唱(バリトン、ジョン・サーリー・カーク)、第5曲「愛する人よ」、第6曲「キリストは蘇った」〜音楽〜

次に第7番「子供たちに」〜音楽〜

今日は一番最初に云々を聴きました、それから次に云々を聴きました。それじゃ又来週。さよなら。

名曲のたのしみ、お話は吉田秀和さんでした。