映画 踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ! (2003)

2003年興行収入一位で173億5000万である。実写でこの数字は凄い。二位のポケットモンスター アドバンスジェネレーション七夜の願い星ジラーチ おどるポケモンひみつ基地 45億は見ない。

青島巡査部長(織田裕二)が単独行動をとる所は相変わらずだが本編では女性管理官(真矢みき)が登場して行動が封じられる。本庁管轄の連続殺人事件と所轄担当の小さな事件の捜査が同時に進行する。行動が封じられた結果小さな事件の被疑者を取り逃がし、殺人事件の方では同僚のすみれ巡査部長(深津絵里)が犯人に撃たれる。連続殺人事件の方は犯人グループがプロファイリングされリストラされた人達であるとされる。後半では女性管理官が担当を外され室井警視正柳葉敏郎)が指揮をとる。室井は青島の友人である。今回も指導員の和久(いかりや長介)がうまく絡んで来て捜査が進展する。結局室井の指示の元で所轄捜査員が情報を提供し犯人グループのアジトが発見される。青島巡査部長が単独で犯人確保に向かうが今回はやられずにSATとSITが到着して犯人の車を制圧した。

最初の方のギャグが後半の伏線になっているし、絶妙な配役とカメラワークもいいし、音楽も充実している。終わりに行くほどしんみりして来て感動的になる。フジテレビに勢いがあった頃のなかなかの傑作映画である。