DCアンプを追求して40余年、平成終焉を前にして金田式が到達したのはNUTUBEを使った3段差動アンプという事になる。なんとこの方式でイコライザー、フラットアンプ、パワーアンプを製作している。イコライザーはNFB式に退化している。という事はこのアンプが余程いい出来だと推察されるのである。
余談ではあるが僕が到達したのは大した事はないがDUALGATE MOS FETを用いたフラットアンプ、GaN FETを用いたパワーアンプである。
今回NUTUBEを使った3段差動のパワーアンプを計画し作り始める。今このあたりまで来た。
NUTUBEのgmが大変小さいのでDCバランス調整は二段目で行う。テストの為ドライバー段の出力を32Ωでアースに落としている。この状態で安定度は高い。