映画 裸足の伯爵夫人 (1954)

本作は日曜洋画劇場(当時は土曜洋画劇場)の第一回放送分で記録によると1966年10月1日に放映されたという。マドリードの場末のダンサーだったマリア・バーガス(エヴァ・ガードナー)が映画女優を経てイタリア貴族と結ばれるというストーリーだが急転直下バッドエンドとなる。だから葬式の場面から始まり、映画監督兼脚本家のハリー(ハンフリー・ボガード)による回想という形式で映画は進行する。主演のエヴァ・ガードナーは絶世級の美人だが後で見返してみるとダンスのシーンで本人が映されていないという変わった演出だった。名作だが子供が見るにはちょっと重たいテーマという気がした。