映画 ベッドかざりとほうき (1971)

ハリーポッターとポニョとライオンキングのネタ元のような映画でしかもミュージカル仕立てという意欲的なディズニー作品である。

第二次世界大戦中のイギリスではロンドンが空襲され家を失った人々が田舎に疎開していた。孤児の三兄弟チャーリー、キャリー、ポールは疎開先のエグライタインという婦人の家に居候することになった。このエグライタインは修行中の魔女で人をウサギに変える魔法を使える段階にあった。ところがロンドン空襲のせいで魔法大学が閉鎖になる。エグライタインは魔法のベッドに乗り三兄弟とともにロンドンに飛んで行く。学長のエメリアスを見つけ代役移動の術の呪文を教えてもらおうとするのだがその呪文が書かれた本は二つに裂かれていた。

いろいろあって呪文を手に入れたエグライタインは代役移動の術を使いお城の甲冑を指揮して村に侵入してきたドイツ兵を撃退するのである。エメリアスはペテン師のような男だったが心を入れ替えて兵役に就き戦場へと向かうのであった。

この物語に出てくるナブンブー島の環礁にはポニョの様な魚がいて岡にはライオンキングのような王様もいた。三兄弟はハリーポッターのハリー、ロン、ハーマイオニーを連想させる。