Afghanistan Untouched (2003)

1968年に現地で録音された音源である。だから無傷のアフガニスタンというタイトルが付いている。これはFMラヂオバリバリで毎週放送中のゼアミdeワールドで紹介されたCDで、聴いたとき大変興味を惹かれたが入手困難だったものである。最近何故かアマゾンで買えるようになった。

Afganistanという国はホラーサン地方(拡大されたペルシャ)の4大都市のうち、 ヘラート、バルフを有しており文化的に大変興味深い。音楽も中世〜古代の香りを漂わせている気がする。2枚組CDで31曲もあるのでこれからゆっくり聴こうと思う。

スマホ中毒 パートIV

スマホ中毒パートIVまで来た。まだ詳しくは書いていないが、パートI オーディオ、パートII 音楽、パート III 統計、パートIV 年金である。

ここ一週間ばかりYouTubeの年金解説を視聴する内に自分の年金が大体計算できるようになった。理路整然としたYouTuberさんの話を聴き、図表を写メし、年金のホームページを参照して、最後にApple社のソフトNumbersで在職老齢年金の計算をする。

個人情報なので一部伏字にしたがこれでいくらの月収でいくら年金が貰えるかシミュレーション可能になったのである。

映画 スイングガールズ (2004)

音楽ファンなので一度は見ておこうかと思う。題名から全くの素人が楽器演奏に挑み、最後は拍手喝采なのだなと想像できる。というのが本題で、その前につかみの部分があるのだがこれは良くなかった。とくにイノシシが出てくる場面は感心しない。そんなに都合よく行くものだろうか。

楽器も入手して練習に入ってからは音楽もふんだんに出てきて楽しめた。特筆すべきは竹中直人の達者な演技で、一瞬だが萩原健一の表情が現れるところがある。また屋外の練習で月山のような山並みも写っていた。これだけで山形が堪能できた気がする。スイングガールズの実力についてはYouTubeで彼女らの実際のライブを見る事ができる。

スマホ中毒

オーディオの聴き方だが朝と夕に一時間くらい毎日聴くのが日課となっている。若い頃のように休日に一日中聴くような事はできなくなった。休日でも一時間くらい聴くと電源を落として他のことをするのである。レコードのコレクションは順番に一回ずつ再生してもそれほど楽しくはない。一枚をいろんな時間にいろんなボリュームで何回も聴くことによっていろんな音を見いだす聴き方がやっぱり楽しいのである。

シェフィールドの音源を何度も聴くことによって中に入ってる不思議な音を味わう事が出来た。一週間くらい毎日聴いただろうか。リンカーン・マヨルガは偉業を達成したが僕も違った意味で偉業を達成出来たと思う。写真に写っているプリがそれである。人類未踏の音の領域だと思う。

休日はつなぎ替えてSITパワーアンプの音も確かめてみた。デジタル音源で聴くと素性の良い高域と少し膨らむがドスの効いた低音が楽しめる。これまでの結果で一貫しているのはSITアンプはレコードと相性が良くないという事だ。透明度がMOS FETアンプに比べ一段落ちるのである。またSITヘッドホンアンプは良いがSITプリアンプは良くないという結果も出ている。

偉業を達成出来たのも便利なiPad mini + キーボードを一日中操っていたからである。必要な情報やアイデアにアクセスする事が容易く出来たのである。言われているようなスマホ中毒が脳に悪いというのは間違いである。

映画 おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ! (1986)

こう言った作品も毛嫌いせずに一度は見ておこうと思う。にゃんにゃんは隠語だし、「セーラー服を脱がさないで」は場合によっては脱がしてもいいという意味に取れるおじさん目線のいやらしい歌である。ともあれ若々しいおニャン子たちを見ることもできたし、寝落ちしたが最後まで見ることができた。

音楽的にはフィル・スペクターがやったような事を踏襲していたように見える。そこそこヒットしたようである。映画の内容は特筆すべきことはないが、逸見政孝氏が顔を出したりしており、当時のフジテレビの勢いを感じた。

日本人の損耗率(男性)

  ここ五日間は統計資料からこの表を算出する作業をしていた。

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  ある年に男の子が80万人生まれたとしたら、100歳の時5000人くらいになっているが、そのときの年毎の減り方を示している表である。損耗率は乳幼児の時は少し高いが、安定してくると年間で0.1%になる。64歳くらいで1%となり、1割となるのは85歳くらいである。

国が公表している国勢調査に基づく完全生命表とは別物だが、大まかなところは大体一致している。

映画 フィクサー (2007)

過去にシネフィルイマジカで放映された映画である。フィクサーといってもNYの大手弁護士事務所に所属するもみ消し専門の弁護士のことでジョージ・クルーニーが演じている。さて今回は農薬で被害を受けた農民が会社に対して起こした集団訴訟がテーマであり、訴訟の大詰めの段階で会社側の弁護士が寝返って、農民側に着こうする椿事をスパイ映画のタッチで描いたものになっている。

いろんな手法が駆使されているが、犯行場面が先に示されて、本編がその種明かしになっている。犯人は伏せてあるので刑事コロンボの改良型と言えるだろう。寝返って原告側の美少女もゲットしようとしている同僚の弁護士を阻止する役目を負うのがマイケル・クレイトン弁護士(ジョージ・クルーニー)で、事務所のボスに言われた通りに同僚を軟禁して措置入院させようとするのだが、裏をかかれたり、被告会社の法務部によって同僚が暗殺されるなどアクションスパイ映画のようになってゆく。

結構無理があると思うのだが全部設定でなんとかしようとしている。その最たるものが主人公の弟でNY市警の警察官ということになっており、いろんな場面で協力してくれる。そして結末ではジョージ・クルーニー刑事コロンボのような役割を演じて悪を退治するのである。感想としてはみんないい年してよくやるよといったものになる。