2015-07-20から1日間の記事一覧

言葉の弾幕

トルコ映画の卵、ミルク、蜂蜜はセミフ・カプランオール監督の文芸作品とも言える三部作だ。言葉が少なく余白が多い。日本映画と比べると伊丹十三監督の作品は余白が少ないと感じるし、山田洋次監督の男はつらいよシリーズは文芸作品的でありながら言葉の密…

映画 ミルク (2008)

余白の多い映画だ。その分たっぷりとトルコの風景を楽しむことができる。ヘビの燻り出しの場面がある。よくわからない。しかし吊るされているのが母親のゼーラであること、煮立ったミルクに護符を入れていたことより推測はつく。しばらくして男女が登場する…