2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 トラブゾン狂騒曲〜小さな村の大きなゴミ騒動〜 (2012)

映画とは言っても5年かけて撮られたドキュメンタリーだ。ゴミ処理場が海岸から7kmの内陸部に作られトラブゾンの住人が抗議行動を起こしている。汚水が漏れ出して川から腐臭がするという。レポーターに農民が不満をぶちまける。空撮映像も出てくるがトラブゾ…

映画 化石 (1975)

映像付きの小説という感じがする。テレビドラマをつなげて200分に編集した映画のようだ。原作は井上靖の小説で通俗的だが映像がなかなか興味深い。ヨーロッパ、信州を旅行している感じがする。主人公は建設会社社長で病魔に冒されており後一年生きられるだ…

ローマ亡き後の地中海世界4

大体読み終わった。この本の変わっている所はロードス島の攻防は別巻を読め、レパントの海戦はこれまた別巻を読めとなっていてその部分は端折ってあることだ。その代わりマルタ島攻防戦は詳しく書いてあった。なかなか感動的だった。トルコ人はオスマントル…

音楽

サマータイムファンタジー (5'32')ピアノ ファジル・サイ

旅先での時間つぶしとは

長い旅では移動し観光し宿を確保した後は毎日毎日暇でする事がなくなるのではないだろうか。夜の外出が危険な海外ではビールとチキンを買い宿でテレビを見るか、旅先で出会った日本人と情報交換するかくらいしか無いというのが実情と思う。なんでも揃ってい…

映画 少女へジャル (2001)

ダンディで硬派の元検事ルファトが隣人の色ボケした老女に付きまとわれつつ孤児のクルド人少女をひょんなことから引き取って面倒を見るという女性監督らしいほのぼのとしたストーリー。村を襲撃され孤児となった少女へジャルは叔父に連れられてイスタンブー…

映画 そして私たちは愛に帰る (2008)

若きインテリが黒海沿岸を車でトラブゾンまで行く。これは後でリフレインする。何かのパレードを横目に老人が街を歩く。ここはドイツだった。飾り窓で娼婦と会話をし部屋に入る。トルコ人の娼婦だった。老人もトルコ移民だ。老人は大学教授の息子と二人暮ら…

水の恵み

スロベニアの道

ギリシャートルコ国境付近

陸路で行くならバスになるだろう。アレキサンドロポリスに入りイスタンブール行きのバスに乗ればいい。だけど下手をするとトラブルに巻き込まれそうだ。

バックパッカーは気楽な難民か

さて僕もギリシャを脱出してどこかに行かねばならない。どの方向にするか。まあやはりトルコ方面になるだろう。いろいろと手配して(映画を調べたり)準備ができ次第出国する。

映画 旅するジーンズと19歳の旅立ち (2008)

不思議なジーンズで結ばれた仲良し四人組のストーリー。4人は生まれた時からの友達で19歳になり皆米国の大学に進学した。美大に進んだリーナがギリシャの島に里帰りする。祖父の葬儀に参列したリーナだが元彼は別の女性と結婚していた。四人は再会しブリジ…

音楽

真夜中のノエル (2'44')Pleiades Dances 吉松隆 、ピアノ 田部京子

映画 霧の中の風景 (1988)

ドイツ行き国際列車に少女と幼い弟が乗ろうとする。事情は不明だが毎晩乗りに来ては乗らずに帰って行く。オープニングのテーマ音楽にオーボエ協奏曲を用意するくらい気合いが 入っているようだ。二人は母子家庭で父がドイツにいると聞かされている。この時点…

映画 永遠と一日 (1998)

冒頭3人の少年が砂浜から沖に向かって泳ぎだす。その中の一人がアレキサンドロスだ。死期を悟った老詩人(アレキサンドロス)は3年間雇っていた家政婦を解雇し後はどうしようかと考える。港の見えるマンションに住み今日も犬と散歩に出かける。自分の状況を…

神の選定方法

古今の宗教で神とされるものは創造主だったり阿修羅だったりまあ人間を超えた凄い存在がとりあえず採用されている訳だが僕の印象では臓器が神のような存在だと思う。人工臓器の巨大で不完全な様を見れば人間の知恵のレベルが知れるというものだ。これがやら…

Rock The Discography

1992 年にシンコーミュージックから出た本。これを参考にレコードコレクションを作ろうとしたが上手くいかなかった。せめてどんな音楽だったのか確かめてみよう。オールマンブラザーズバンドから。

自然公園

すでに夕方だが急遽散歩にでかけた。

一戸建ての生活

幸せのコストに不幸が含まれている

この構造に気がつかないと選択肢を幸福か不幸かの二元論で判断する事になり誤る。一例を挙げると賃貸か一戸建てかという議論がある。賃貸支持論者はお金で計算すると一戸建ては高くつくしリスクがあるという。しかし実際に一戸建ての生活を味わってみると幸…

庭の木

アラカシ

Sheffield lab Creme de la Creme

CD

その頃私は秋葉原に行くとラジオ会館の4Fに直行してカートリッジやスピーカーユニットの置いてある店でいろいろ製品を吟味し、次は反対側にある中古専門の店でセパレートアンプやインテグレイティッドアンプを見る。その後は階上に上がって若松通商のパーツ…

わが街

ギリシャの映画

だいぶギリシャの風景が目に焼き付いてきたがコレクションの中からもう3本観てみよう。永遠と一日 87 霧の中の風景 49旅するジーンズと16歳の夏 797 テオアンゲロプロス監督の作品が多い。

映画 エーゲ海の天使 (1991)

イタリア映画だがギリシャの小島でロケが行われたとある。中尉以下少人数の部隊がギリシャの小島を占領し偵察と連絡の任務を行う。訓練不足で遂行能力に乏しい部隊なのでトンチンカンな事が起こり続ける。無線機を壊しロバを撃つ。よく探索していないのでこ…

映画 シテール島への船出 (1986)

関係が不明ながら何人か人物が登場。少年アレキサンドロス、豪邸に住む大人、少年スピロ。大人が映画監督アレキサンドロスなので少年の未来だ。アレキサンドロスの息子がスピロだ。アレキサンドロスは製作中の映画の主役のオーディションを行っている。レス…

短い感想

世界三大美女のヘレネを名乗る割にはエレニはそこそこの美人でしかない。数奇な運命というより、身近な男とくっついて戦争に振り回されただけ。毅然としたところもなく、自分の意見を言う場面もなかった。男尊女卑①、プライドが高い④、無計画、いい加減②③、…

エレニの旅のあらすじ

映画 エレニの旅 (2004) ロシア革命で両親を失ったエレニは養女として育てられたが養父がエレニと結婚しようとする。結婚式の日にエレニは青年アレクシス(義兄)と駆け落ちする。養父との年齢差は40もあった。① エレニとアレクシスは旅回り楽団のトラック…

エレニの旅 (2004)

赤軍から逃れるためオデッサを捨てたギリシャ人の一団がテッサロニキ湾に上陸する。身なりは悪くないのは地主階級だったのだろうか。数年が経ち河川敷のような湿地帯に家があり人々がいる。彼らは村を作ったのだろうか。 と、いきなりこんな風に始まったが…