2016-02-23から1日間の記事一覧

映画 武蔵野夫人 (1951)

溝口健二監督作品。宮地家は先祖代々武蔵野に地所を持つ旧家で地所を守って暮らしていた。時は太平洋戦争末期、空襲により焼け出された娘夫婦が東京から武蔵野に帰ってきた。当主の宮地信三郎は鉄道省を退官して病床の妻と暮らしていた。娘の道子は大学教授…

映画 祇園の姉妹 (1936)

溝口健二監督作品。戦前の祇園の横丁を行き交う人達の素描と言えるフィルムだ。何故かお座敷のシーンが無い。芸妓の梅吉、おもちゃ姉妹は二人でつましく暮らしている。そこへ姉の梅吉の旦那が破産して転がり込んできた。梅吉は恩のある人を粗末にできないと…