2017-11-09から1日間の記事一覧

東洋文庫 随筆北京 (1940)

慶応出身の中国文学者奥野信太郎のエッセイである。著者は1936〜38年の間北京に在留し銭稲孫、周作人らと交流する一方グルメを堪能する。事変前の北京は洗練され落ち着いた雰囲気の古都だったという。隆福寺の廟市のにぎわいや琉璃廠の古書街、それに隣接し…