2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

東洋文庫 鳩翁道話 (1835)

18世紀初頭に興った石田梅岩の心学を弟子たちが全国の講舎などで庶民に口頭伝道したものが所謂道話というものである。その中の白眉と言えるのが本書の鳩翁道話と云われている。その実物をいくつか紹介する。 さざえの自慢 (略) あのさざえが何ぞというと…

映画 単騎、千里を走る。 (2006)

やや込み入った事情から主人公の剛一(高倉健)が単身中国に乗り込み雲南省麗江の仮面劇(儺戯)を撮影する事になった。癌末期で闘病中の息子健一(中井貴一)に見せるためにである。健一は東大東方芸術研究所に所属する研究者で妻(寺島しのぶ)がいる。入…

映画 昭和残侠伝 死んで貰います (1970)

本作は極めて昭和色が濃い内容でありタイトルも衝撃的である。主演の秀次郎(高倉健)は深川の料亭喜楽の若旦那だが元ヤクザという訳ありな人物である。しばらく服役していたが今は喜楽の板前として堅気の生活を送っている。板前長(池部良)からも可愛がら…

K60J18パワーアンプ(3)

SIT

まだK1056、J160だが慣らし運転を兼ねてメインシステムで聴いている。あっと驚くようなものは無いが無色透明な感じが出ている。DCドリフトには若干注意が必要だ。

映画 ブラック・ライダー (1972)

冒頭の社会派風のスクリプトから歴史の暗黒面を映し出した映画かと思って見ていると割と娯楽映画になっていて拍子抜けした。 解放された南部の黒人たちが馬車隊で西部を目指す。移住の請負人が元軍曹のバックであるが農場に雇われた白人グループによる襲撃が…

東洋文庫 真臘風土記 アンコール期のカンボジア (1300年頃)

著者の周達観は元の使者として1296年に真臘(カンボジア)を訪れ翌年帰国している。これはその時の記録である。真臘と占城は1285年から元 に入貢している。 本文では先ず真臘の場所について船で行く行程が記され、聖天子(成宗)の命により今回の業務が行わ…

K60J18パワーアンプ(2)

SIT

発振なのか何なのか上手く動作しなかったので終段をK1056J160に変更して先へ進んでみる。 アイドリングを大きくしてあるのは30mA位だと歪みが大きくなったからである。クロスオーバー歪みが出やすい特性なのだろうか。

回路の錬金術 part 1

小型SITのK79とバイポーラを組み合わせると三極管特性になると昔考えたが今回の検証で結論が出た。 参考 静特性 三極管のような特性になるものの歪み特性はSITのものではなくバイポーラの特性がそのまま出ているようだ。

映画 パピヨン (1973)

革命後のフランスで囚人がフランス領ギアナに送り込まれる場面から始まる。主人公は囚人のパピヨン(スティーブ・マックイーン)、ドガ(ダスティン・ホフマン)である。移送中のトラブル、これから入る監獄の恐ろしさが描写されいよいよカイエンヌに到着す…

東洋文庫 看羊録 (1658)

著者の姜沆は慶長の役で捕虜になり1557年〜1560年の間日本に幽閉されていたが、無事に帰国しこの書を著す。東洋文庫では日東壮遊歌 (1764)、海游録(1719)という江戸時代の日本の事が書かれたものがあるがこれは安土桃山時代と重なる貴重な報告書である。…

K60J18パワーアンプ(1)

SIT

メインシステム用に作ることにした。J18SEPPは歪みが気になるようになったのでK180アンプかGaN FETアンプのどちらかで聴いている。これも上手く行けばメインで使えるかも知れない。 注:このページは随時更新されます。

東洋文庫 幕末政治家 (1898)

著者の福地源一郎は長崎出身の旗本で維新後は新聞の創刊、翻訳、戯作、小説執筆と多彩に活動し政治家としても活躍した。本書は著作の中の一つで歴史を扱ったものである。老中阿部伊勢守、水戸老公、島津斉彬卿、堀田備中守、井伊直弼、水戸斉昭、安藤対馬守…

J18 HCAアンプ(2019年版)

SIT

低音がやや甘いがSEPPに比べ歪みが少なくなった。

事件パネル

令和の事件は一味違うという気がする。当事者回避、生活防衛というキーワードが必要になってくる。

GaN FET パワーアンプ7 (1)

7が組み上がってテストを開始した。 Sic MOSで試運転して音を聴いている。アイドリングの安定度は良い。

東洋文庫 新猿楽記 (2)

著者の雅楽についての博識ぶりを示す章がある。 [28] 九郎ノ小童ハ、雅楽寮ノ人ノ養子タリ。高麗、大唐、新羅、大和ノ舞楽、尽ク習ヒ畢ンヌ。生年十五ニシテ、既ニ此ノ道ニ達セリ。笙・篳篥・簫・笛・太鼓・鞨鼓・壱・腰鼓・フリ鼓・摺鼓・鉦鼓・銅鈸子等…