2020-03-05から1日間の記事一覧
第9巻に入る。ひょっこりひょうたん島の様になって来た。ラ・ラスプリエールの晩餐会に出席するためにプルーストは小鉄道に乗る。この列車に今日出席する者たちが乗り合わせてくるのである。まずパリ大学医学部のコタール教授、ソルボンヌの教授ブリショ、…
本書は内田魯庵(1868〜1929)の第二随筆集として昭和八年に出版されたものの東洋文庫版である。内田魯庵は小説家、評論家、翻訳家として活躍し、丸善の顧問として「学燈」の編集にも携わったという。内容、文体が分かるよう本文を一部紹介する。 《 西行芭…