2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

DSーE1を試聴開始(8)

DSーE1 EQ が届いた。梱包を解いたところ。 接続したところ。 音楽を聴いてみる。 1時間くらい聴いているとずいぶん良くなってきた。

映画 マンデラ 自由への長い道 (2013)

白人が作ったマンデラ賛美の映画であり、概念だけで作ったような不思議な作品だ。決してこれをドキュメンタリーと思ってはならない。 ケープタウンで弁護士事務所を開いて活躍しているマンデラは、元は村の首長の息子だったが今ではまるでニューヨークのセレ…

電源分離式光電イコライザーI (4)

全部組み上がったところ。 入力部もうまくいっている。 出力のカップリングCには岡谷のVxを使っている。かつてオーレックスのSYー88などに使われていた高級パーツである。シャントレギュレーターにはOSコンを使っている。調整箇所は一つもないので正しく組め…

電源分離式光電イコライザーI (3)

レギュレーター部を作っているところ。 +5Vが出た。 -8.9Vもうまく出た。 Rチャンネルができたので特性を取っておく。

電源分離式光電イコライザーI (2)

回路図と基板図を示す。音質は迷いなくこの回路で決まりである。 レギュレーターにはシリーズレギュレーターとシャントレギュレーターを採用している。 ここまで来た。

電源分離式光電イコライザーI (1)

気のせいかもしれないが、販売状況に異変を感じたのでDSーE1 EQ を注文しておいた。週末には届く予定である。 その間にパワーアンプの筐体を流用して、光電式イコライザーを作る。片方に±16Vのスイッチング電源が入っている。 いくつか穴あけを追加すると、…

DSーE1を試聴開始(7)

全部試聴できるようになったので、ダミーをつけた時のデータを示す。 カートリッジが一個しか無いので、バイアス電流が1mAを超えないように、極性を間違えないように 細心の注意を払わなければならない。ダミーのLEDが光れば極性は合っている。 ビリー・ジョ…

DSーE1を試聴開始(6)

光電式イコライザーアンプのIII、V、VI が問題ないレベルに達して現在運用されている。 これはVだが、記事のままだと動作しない。マイナス側の電流が多く電源電圧がアンバランスになることが判明したので、 バランスを取るためのシャント抵抗として5kΩのVRが…

DSーE1を試聴開始(5)

PDのバイアス電圧の固定にツェナーダイオードを使っているが、ジーというノイズが出ている。一番悪い所に使っている事になる。OSコンと積層セラミックを入れて少し軽減したがまだまだ聴こえている。 写真はツェナーの代わりにLED直列で電圧固定してみたとこ…

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ(3)

試聴はイヤホンと三つのヘッドホンで行った。 JVC HPーRX500 JVC HA S200 JVC XX (型番不詳) 後の二つは低音が被り気味に鳴る。 スティーリー・ダンのAJAでベースの音、ドラムの音を聴いてみたが、負性インピーダンスで特に良くなる ことは無かった。うま…

映画 PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001)

米国空軍の宇宙基地で猿を使った訓練の任務を行なっていたレオ大尉は探査ポッドで磁気嵐の探査中に操縦不能となり、ある惑星に不時着する。 ジャングルのような所に降り立ったレオが見たものは、戦国武将のような猿に追い回される原始人のような人間だった。…

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ(2)

組み上がったので測定する。 このように500ΩVRに印をつけておく。400Ω、300Ωの印である。 測定結果 250Ωだと発振した。 電流正帰還をかけてゆくと特性が暴れてくる。

DSーE1を試聴開始(4)

一週間聴いて実像が掴めてきた。このカートリッジは周波数特性を別にすればべらぼうに高性能でハイファイであると思う。ごく一部のレコードでは周波数特性が気になるが、それ以外のレコードでは気になることはない。 試聴開始前に時間があったので従来のカー…

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ(1)

2018年に作ったHCAヘッドホンアンプを少し改良する。 改良前の回路 最適な定数の帰還抵抗、Bカーブの入力VR、Hfeの大きくない出力トランジスタ、電流値の小さい選別した定電流ダイオード、コールド端子が共通でも動作する電流正帰還回路など既にノウハウの塊…

映画 新・猿の惑星 (1971)

三匹の猿の科学者が宇宙船で地球に到着する。テイラー大佐の帰還だと思って迎えに出た軍関係者は、ヘルメットを取った猿を見て唖然とする。期待と驚きの落差がシュールな笑いをもたらすのである。三匹の猿は動物園での事故で二匹になった。コーネリアスとジ…

Toshiba 2SK11でアンプを作る (3)

このようになった。ラインアンプである。 ゲインが小さい事を除けば現代のFETと比べて遜色はない。 K117に入れ替えたときの特性 ヘッドホンアンプにして音を聴いてみた。 極小出力だが音楽はまあまあ聴ける。 この時の特性 さらに改良した。 ヘッドホンアン…

Toshiba 2SK11でアンプを作る (2)

2016年に作ったヘッドホンアンプHCAー1のケースを使う。基板のICBー288はカットしないで使える便利なものである。 基板図を書いたので作り始める。 回路図と基板図

Toshiba 2SK11でアンプを作る (1)

2SK11は日本電子工業会(EIAJ)に登録されたFETの最初のものである。いくつか入手したので何か作ってみる。 足の配置 DCA Proで調べてみるとJ-FETとして認識される。 Idssは0.4mAだがドレイン電流を1.5mAまで流せそうだ。

DSーE1を試聴開始(3)

ストラビンスキー春の祭典 ストレスなく吹け上がる感じが出る。それでいてきめ細かい感じも失われていない。 山下和仁のギターソロ。海外でも評価されている。 光電型はクラシックと相性が良いようだ。ダイナミックレンジの広さが効いているのだろう。

平家物語

角川ソフィア文庫の上巻を入手した。 これはこれで随分読みやすいと思うが、流布本を底本とするので琵琶法師の語りの口調が少々仰々しいと感じたりする。 1593年に不干ファビアンが書いた天草版平家物語の漢字仮名版があるが、これはこの頃の普通の会話文の…

映画 奇跡の丘 (1964)

パゾリーニ監督の独特の演出によるマタイによる福音書の実写化である。旧約聖書を映画化した天地創造(1966)はこの前見たがそれなりにちゃんとしたものだった。この映画はイエス・キリストの一生が描かれるので聖書物語の後半部分と言ってもいいだろう。 説…

DSーE1を試聴開始(2)

レコードの整理がてら聴いている。 ドゥービー・ブラザーズのListen to the Music イーグルスのTake it Easy どちらも1972年のヒット曲ということだが、このカートリッジで聴くとウェストコーストサウンドはまた一段と 爽やかになる。

DSーE1を試聴開始

荷物が届いたので開封した。 イコライザーの四号機を繋いでスイッチオンし、ヘッドシェルから出ているリード線の電圧を確認する。 (こういう作業ですね。これは必須です。)緑と青間が4.9V、赤と青間、白と青間が-8.6Vとなっている事を確認後、カートリッジ…

森敦 月山 (3)

この本は短編集になっており後残すところ3編ある。 光陰 今回は主人公が庄内平野の大山というところにいる。大山公園の近くに下宿して何やらぶらぶらしているのである。大山公園からは鶴岡市が一望でき、彼方に鳥海山が見える。狭い廊下を隔てた三畳の間には…

映画 跪く女 (2013)

スウェーデンの豊かな生活の一端を見たような思いを抱かされるが、あの国もまあ十分病んでいるという作品である。 新人で美人の教師イダは同僚の教師クリステルと新婚生活を始める。北欧なのでおそらく事実婚ではないだろうか。クリステルは頼りになる面もあ…

FMトランスミッターキット(3)

調整して音を聴いてみる。ケンウッドのチューナーKT-6040で受信した。このままでも悪くないが、NJM2305の データシートを見ると若干定数が違っているので、少し変更した。 改良前 改良後 このくらいなら十分使えるだろう。

FMトランスミッターキット(2)

全部組み付け終わったところ。意外に早かった。 動作テストするにはやはりケースに組んでからの方がやりやすい。これから 穴あけを行う。 1mくらいのアンテナ線を付けた。

FMトランスミッターキット(1)

光電式カートリッジも今月には来るだろう。秋月のキットを作ってみる。IC一石、トランジスタ一石、FET二石という構成である。JーFETは通信用のものが使われている。 単三電池一個で動作する。 セオリーどおり小さい部品から取り付けてゆく。抵抗とキャパシタ…

森敦 月山(2)

この本は結構分厚いので読み応えがある。これを終えたら平家物語を読んでみたくなった。 天沼 映画では主人公は春の訪れと共に注連寺を去っていったが、小説では友人が帰っただけで主人公はまだ残っている。天沼は雪の中を山小屋に向かって荷を運ぶじいさん…

光電式イコライザーV I (3)

フラットアンプ部が完成。 フィルターを入れて周波数特性を取る。 チェッカーを新調した。 これで六号機の完成である。