ドキュメンタリー

ETV特集 山の学校の記録 マスードと写真家長倉洋海の夢 (2017)

写真家の長倉洋海氏はソ連によるアフガン侵攻の頃からアハマッド・シャー・マスードに密着し取材を行なっていたがマスードがタリバンに暗殺されてからはマスードが手がけていた学校を13年間支援し続けている。学校はパンシール川に沿った峡谷にある。2017年5…

FNS ドキュメンタリー 足立区焼肉ドタンバ物語 (2017)

大分から上京して青山学院大の仏文に学び足立区の有名店スタミナ苑でアルバイトしてそのやり方を学び大学卒業後は実家の焼肉店を継いだ男性Aに密着取材する。スタミナ苑は社長、店長が兄弟で多くの従業員がいる。店長は幼少時のある事故が元で人を見返してや…

BSドキュメンタリー 君とぼく (2016)

「オーストラリア7年ごとの記録」風に書いてみる。 バーニー7歳。東海岸の町ソーテルに母、姉二人と暮らしている。父親と母親は共に教師だがすでに離婚している。顔なじみの友人たちと元気に暮らしていた。 21歳。プロサーファーを目指しながらピザ屋で働い…

BSドキュメンタリー アトミック・ガールズ 〜米秘密都市 英雄と呼ばれた女たち〜 (2015)

テネシー州在住のルース・ハドルストン(90)とその家族を密着取材する。彼女は第二次世界大戦中に多くの女性とともに原爆の材料の濃縮ウラン製造に関わっていた。彼女らはアトミック・ガールズと呼ばれている。 ひ孫のベル・ヘイスティ(13)は母のミスティ…

FNS ドキュメンタリー ボクを知ってください2 〜ウィリアムズ症候群と家族〜 (2017)

紘輔は27歳になった。高校卒業後清掃の仕事をしながら両親と三人で暮らしている。月収は7万ほどである。今回決意して通勤寮で一人暮らしをする事にした。通勤寮とは仕事を持つ障害者のための施設である。自立して彼女を見つけることが目標であると言う。 い…

BSドキュメンタリー テラー / (T)ERROR FBIおとり捜査の現実 後編 (2015)

新たな情報提供者ムハンマドがFBIによって投入される。ムハンマドは強引にカリファに接触を始める。ジハードの事を熱心に話すムハンマドに警戒心が掻き立てられたカリファはトーレスとの接触を断つ。すでにトーレスの身には危険が生じている。 賢いカリファ…

BSドキュメンタリー テラー / (T)ERROR FBIおとり捜査の現実 前編 (2015)

ドキュメンタリー隊がサイード・S・トーレスを密着取材する。トーレスはアメリカ東部の町に住み市民生活を送っているがその正体はFBIの情報提供者である。自宅のキッチンで手作りのケーキを作っている。そこへFBIから電話がかかって来る。ピッツバーグで仕事…

BSドキュメンタリー 告白 僕は不法移民なのか 〜米移民法改正論議〜 後編(2013)

活動開始して一年たったホセは移民税関捜査局に電話するが録音していいか聞いた途端切られてしまう。自分の状況がどうなっているか情報が欲しいのだ。ホセはミズーリ州カンザスシティの集会に出席する。ドリームの春というグループである。彼らとホセはタイ…

BSドキュメンタリー 告白 僕は不法移民なのか 〜米移民法改正論議〜 前編(2013)

ピューリツァー賞受賞ジャーナリスト、ホセ・アントニオ・ヴァルガスは母校であるカリフォルニア州のマウンテンビュー高校を訪れ講演する。生徒達にドリーム法について質問を投げかける。ドリーム法とは滞在資格を証明する書類のない移民(不法滞在者)に市…

BSドキュメンタリー 定年・夫婦で走った40日 〜中米縦断・トレーラーの旅〜 (2001)

テキサス南部に集結した24台のトレーラーハウスがキャラバンを構成してパナマまで走り抜ける40日間の記録である。5000kmを走行する。参加者は平均年齢67歳という子育てが終了した夫婦である。50年前から行われているイベントで開拓時代の幌馬車隊をイメージ…

BSドキュメンタリー We want our country back 大英帝国を取り戻せ! (2015)

2015年5月極右政党ブリテンファーストはイギリス中部の町ダドリーでモスク建設に反対する抗議行動を起こす。デモ行進を行い副党首のジェイダ・フランセンが演説する。それらを動画に撮りSNSに投稿する。今回BBCが4ヶ月間密着取材する。 ブリテンファーストは…

BSドキュメンタリー 文化大革命50年 知られざる”負の連鎖”~語り始めた在米中国人 (2016)

ペンシルバニア州カーライル在住の元紅衛兵の楊瑞(65)は東方紅のレコードを掛けて当時の高揚した心情を思い出す。大躍進によって15年でイギリスを追い越すと豪語した毛沢東は失脚し劉少奇が国家主席となる。劉少奇は着実に経済を回復させるが毛沢東は学術…

BSドキュメンタリー 帰りたるわが故郷は 〜”ビルマ難民” 25年目の帰国 (2016)

一時帰国の途についたチョウ・チョウ・ソー(53)はミャンマーに降り立つ。1988年民主化デモが起こると翌月の軍事クーデターによりデモは鎮圧される。当時会計士だったソーは学生と共にデモに参加し3年後日本に政治亡命する。電気工の仕事を経てイタリア料理…

BSドキュメンタリー 虐殺を越え”隣人”に戻るまで(2017)

ルワンダ虐殺から23年経ち首都のキガリでは経済発展が続いている。道行く人は綺麗な身なりをしツチ、フツの区別はもう無く我々はルワンダ人だという。その一方でニャマタ虐殺記念館には犠牲者の衣服や装身具、頭蓋骨が残されている。ここは元教会でフツの…

BSドキュメンタリー 北欧からの戦士 〜ソマリア 大学自爆テロ 〜(2014)

アッシャバーブはソマリアを拠点とするイスラム過激派組織でありイスラム国家の樹立を目的としている。西側の支援を受けた政府を敵とみなし戦う。主な方法は自爆テロである。 デンマークの某所で青年Aにインタビューする。彼が組織に入った経緯を聞く。彼は…

BSドキュメンタリー アフリカのタリバン ボコ・ハラム (2013)

キリスト教徒とイスラム教徒が半数ずついるナイジェリア中部にオーストリアのドキュメンタリー隊が潜入する。イスラム教徒でジャーナリストのブハリ・ベロが仲介をする。人口100万のジョスではテロと暴力がはびこっている。ナイジェリア国家保安庁が24時間警…

BSドキュメンタリー 希望と絶望のティファナ (2017)

国境の町ティファナに中南米から移民希望者が集結している。トランプの大統領就任が拍車をかけている。教会やボランティアが運営するシェルターが有るがとても間に合わない。シェルターをあふれた人達がテントで暮らしている。ホンジュラスから着いたばかり…

FNS ドキュメンタリー ロシア娘に愛を込めて (2014)

神奈川在住の元大学教授S氏(65)は7年前にナターシャさん(33)と見合い結婚しすでに二児がいる。幸せそうである。有料のお見合いサイトA Russian Beauty の会による仲介である。代表の山口氏は元商社マンである。1999年にこの会を立ち上げている。地方都市…

FNSドキュメンタリー 京大卒34歳ニート (2014)

PHA氏の密着ドキュメンタリー。氏は大学卒業後就職するが三年で辞める。今の収入はネットの原稿料、広告料、不定期のバイトで月8万円という。都内のシェアハウスに住み仲間と肉パーティーをやる。檜原村のへんぼり堂に仲間と訪れる。素泊まり一泊三千円のゲ…

BSドキュメンタリー 暴かれる王国 サウジアラビア (2016)

石油大国で西側の同盟国であるサウジアラビアは観光が厳しく制限されており内情を外国人が知ることは少ない。地下組織の活動家ヤセルはイスタンブールからリヤドに入り六ヶ月間隠し撮りを実行する。サウジアラビアの恐ろしい実態を暴くためである。 町にはハ…

ドキュメンタリー みなまた日記 甦る魂を訪ねて (1996)

1995年土本典昭監督が助手の土本基子を連れて水俣病で亡くなった患者さんの遺影を一年かけて一枚一枚撮影して回る。1994年11月に埋立地で行われた第一回火のまつりの映像が出てくる。市長と患者有志が挨拶する。1200本の松明が立てられ笛の音にのせて巫女姿…

ETV特集 薬禍の歳月 〜サリドマイド事件・50年〜 (2015)

サリドマイド薬害事件被害者の今を取材した群像ドキュメンタリーである。 Mさん 52歳女性 出産後両腕欠損と心臓の異常を認め東京の施設に送られる。7歳の時北海道の実家に帰る事になる。両親を初めて見たMさんは家族である事の気持ちを実感する。裁判で得…

BS ドキュメンタリー 捨てられる養子たち (2016)

再縁組を望む子供達のファッションショーが、ある慈善団体によって行われる。米国では養子の四分の一が捨てられるという。彼らはディスポーザブルチルドレンと呼ばれている。彼らの広告がネットに溢れているという。再縁組の事をリフォーミングと言う。 フラ…

NHK BS ロシア 小さき人々の記録 (3)

ウクライナとの国境からウクライナ側20kmの所にチェルノブイリ原発がある。原発から半径30kmはゾーンと呼ばれ立ち入り禁止になっている。そこには年に一回住民たちが立ち入ることが許されている。住民たちは墓参りをする。このゾーンにも住んでいる幾人かの…

NHK BS ロシア 小さき人々の記録 (2)

ソビエト連邦崩壊後は自殺者が増加したという。チミリヤン・ジンアトフもその一人である。彼はブレスト要塞攻防戦で戦ったタタール人兵士である。戦闘で意識不明となりドイツ軍の捕虜となる。戦後帰還するとスパイとみなされ収容所に送られる。だがスターリ…

ドキュメンタリー ふつうの家族 ある障害者夫婦の22年 (2014)

この映像のインパクトはさすがにドキュメンタリーだと思う。心を打つし心が洗われる。登場人物の脳性麻痺の夫婦の笑顔が凄いし成長した子供に囲まれて幸せそうだ。もうこの一瞬で理不尽、理不尽、理不尽、心が洗われる何かが見えているのである。 この作品…

NHKスペシャル いのち 瀬戸内寂聴密着 500日 (2015)

93歳(当時)の瀬戸内寂聴にディレクター中村裕が密着し映像を記録する。彼女は小説を書く傍ら毎日酒を飲み午前0時から焼き肉を食べる。長寿の元が肉であると主張する。ところが2014年になって腰椎圧迫骨折に見舞われる。さらに入院中に胆嚢がんが見つかる…

NHK BS 奥底の悲しみ (2015年山口放送制作)

終戦後660万人の引揚げ者が博多、佐世保、舞鶴、浦賀などの港に上陸し身元の確認、検疫などが行われた。山口県仙崎港にも41万人の引揚者が上陸したという。国により設置された仙崎引揚援護局に残された記録を調べると特殊婦人という項目がある。特殊婦…

NHK BS ロシア 小さき人々の記録 (2001)

ベラルーシ在住の作家スベトラーナ・アレクシェービッチはミンスクで姪と暮らしている。番組では彼女がこれまでに上梓した「戦争は女の顔をしていない(1984)」「最後の生き証人(1985)」「アフガン帰還兵の証言(1991)」「死に魅せられた人々(1994)」…

映画 ピョンヤンダイアリー 1994ー1997(1997)

映画祭に招待されたノルウェー人の女性映画監督スールン・ホアスが北朝鮮の当時の姿を映像に収めたドキュメンタリーである。 1996年9月彼女は北京から列車で平壌に入る。1994年の万寿台の丘での追悼式の映像が出てくる。この時は金日成が死去してまだ三ヶ月…