パワーアンプ

IGBT パワーアンプ (1)

これが選別したIGBT 基板制作のほうも少し進んでみた。 何故IGBTなのか?昔作った経験では高域が結構きれいなのだ。足を切ってないパワー素子のストックがこれしか無かったというのもある。

無帰還バイポーラパワーアンプ (8)

いよいよSeas の自作2ウェイを鳴らすことにする。 こちらがもう片chの特性。 休眠中だったSeasも鳴らし込んで行かないとどんな音になるかわからないのでまだ速断はできないが、かなりいい感触がある。

無帰還バイポーラパワーアンプ (7)

このようにしてアイドリングを調整する。100mAパラで200mAにした。 二日様子を見て変な挙動は皆無なのでいよいよメインシステムで聴いてみる。 半日で本領を発揮して来た。楽器の現れ方が独特だなと思って聴いていると、音の始まりの部分が全部美しいのがわ…

無帰還バイポーラパワーアンプ (6)

もう一つの方の基板はドライバーの石に放熱器をつけて電流を多く流してみた。石もより容量の大きいものに変えてある。動作も正常であることを確認した。これでいよいよ音楽を聴ける。

無帰還バイポーラパワーアンプ (5)

よい特性が得られたのでミューティング回路をつけて完成とした。ついでにPNP側を極上のペアに変更してある。 次は同じ基板をもう一つ作る。今回から反転しなくても良い設計にしている。

無帰還バイポーラパワーアンプ (4)

定数を変更して測定した。 随分良くなっている。 こちらはシングルプッシュプルで多めに流したもの。3次歪みが出てくる。

無帰還バイポーラパワーアンプ (3)

残りの石でなんとかペアが取れた。 組み上がったので簡易電源で測定する。 シングルプッシュプルと2パラプッシュプルの特性を示す。 きれいな高調波だけとは言えないような謎の歪みが出ている。 現在の回路定数を示す。

無帰還バイポーラパワーアンプ (2)

回路はこのようなものになる。 定数はシミュレーターを参考にして決定する。 電圧増幅段が出来たので測定した。

無帰還バイポーラパワーアンプ (1)

雪のような音のDynaudio Sapphire をSOULNOTEの無帰還アンプで鳴らした時の音とは?という疑問を余暇の時間を使って晴らして見ようと思う。スピーカーはSeas の自作2ウェイを使うが、アンプはこれから作って行く。

パワーアンプ I (14)

意外なことに2番目の基板でGaNアンプのような音が出てしまった。ソフトタッチでありながらキレがあり重量感も出る。Telarc盤やSupertrampでも確認した。この次の無帰還アンプは余興だし、次のSiCはやはりキンキンするだろう。GaNは自信がない。ここでひとま…

パワーアンプ I (13)

左右反転基板の方もテストに成功した。 パワーアンプ作りはなかなか手強いが、人智を超えた領域とまではいかない。ここまでやってきて頓知合戦のような感じがする。 こちらは昔作ったPー1 チップ部品ででこちらは完成させている。

パワーアンプ I (12)

赤枠のところが変更した部位である。バイポーラの場合はこうしないと二次歪みが激増する。 昼食後は新しいCDを聴いて過ごす。

パワーアンプ I (10)

第2の基板はこの辺までチェックを通過した。回路はかなり変わってしまった。ここまではオールバイポーラーになっている。終段のみFETになる予定。 小さい基板はモジュールの電流チェック用。

パワーアンプ I (9)

岡谷のVxをカップリングに投入しメインのシステムに入れてみた。 HMA9500II には及ばないが重量級アンプの表現力はある。 全てはここから始まったのだが、42年も経っている。

パワーアンプ I (8)

このままではポップノイズが大きいため、ミューティング回路を入れることにした。 フォトボルとFETで構成する。 実験の結果抵抗は2.2Mにした。 動作中の様子 これで使い勝手が大幅に良くなった。

パワーアンプ I (7)

中身がガラッと変わるアンプである。 今度は電流帰還、チップ部品というキーワードで作ってみる。 この段階までテストして合格している。

パワーアンプ I (6)

思い切って電源を入れるとLEDが全部点灯した。 これで接続間違いがない事が判明した。デザイン優先のために左右基板が対称なのでコネクター関係のロジックが複雑なのである。 翌日オフセットとアイドリングの挙動を見ることにした。 2.4kΩ負荷で4.3mVと1.7mV…

パワーアンプ I (5)

電源ユニットの通電テスト 生成する電圧を確認する。 全電源シャットオフ型の保護回路(金田式) これで組み上がった。 回路は今時珍しいオールFET素子のアンプである。 まだ電源を入れるのは怖い。

パワーアンプ I (4)

基板ができたのでポータブル電源(1A)で動作を確認した。 負荷抵抗はホーロー抵抗のRWHー50Gで50Wまで測定できる。100Wまで調べるにはさらにホーロー抵抗を買う必要があるが100Wを調べるのは恐ろしい気がする。

パワーアンプ I (3)

雌ネジ加工とワイアリングに明け暮れた一日だった。 パット・メセニーを聴きながら寛ぐひととき。この後には楽しい日々が待っているだろうか。

パワーアンプ I (2)

試作用紙エポキシ基板はVHコネクターが使えるし、パワートランジスタの取り付け用ランドもあるという優れものだ。 レイアウトは決まったが検討する事項がまだまだ色々ある。

パワーアンプ I (1)

プリアンプIII はまあこれで完成したと思うので(15種類のディスクリート基板が載るはず)、いよいよパワーアンプ I に取りかかる。 電源部は6.5A流せるスイッチング電源で、±50Vが得られるものにした。これだけで2万円する。 基板の選定は3番目のものにした…