パワーアンプ

6C33C-Bハイブリッドアンプ III (1)

6C19P ハイブリッドアンプ(パワーアンプ III)は1箇所手直しして今ではほぼ毎日稼働している。 6C33C-Bハイブリッドアンプ も、この方式でできることはほぼ確実なので、完成を目指している。 基板はそのままサイズアップした感じである。 この辺まで来た。

6C19P OTL ミニワッター II (6)

ヒーター電源は今のところACアダプターに直に接続されているので起動時のラッシュカレントでACアダプターが気絶する。4回ほどオンオフすると電流が流れるようになる。これには解決法があるので試みた。 このような基板をつけてやれば定電流化するので一発で…

6C19P OTL ミニワッター II (5)

完成したので音楽を楽しんでいる。 今まで聴いていたのは何だったのかという程のレベルである。高域の爽やかさとエコー感、低域の高忠実性、これらはこれまで聴いたことが無い領域だ。 また何かできるような予感がする。回路はこのアンプのコピーだが。

電源部の変更

6BQ5 SEPP用に用意した電源。 6BQ5のバイアスは−6Vくらいなのでこれで十分だったが、6C19Pは−55Vもある。この電源で −200Vを作ると電圧が足りなかった。無負荷で−220Vに設定すると動作時に保護回路が働くようになる。 今回このような回路に変更して、各コン…

6C19P OTL ミニワッター II (4)

負のバイアスを作る抵抗を22kΩにして調整したところ。−54Vになった。 真空管をつないでアイドリングとオフセットを見る。調整すると10mA、14.8mVとなった。 このときの初段の電流は1.6mAである。 ショートピンを外して無帰還アンプとして測定した。 32Ωのス…

6C19P OTL ミニワッター II (3)

定格と出力特性 出力特性から伝達特性を読み取る。 バイアスが−55Vの時12mA流れると予想される。そのようになるよう定数を決定する。 回路図と基板図を示す。

6C19P OTL ミニワッター II (2)

ビニル被覆線を色々購入した。 AWG24 AWG22 AWG20 AWG20で良さそうだ。とりあえず配線をし直した。 随分簡素になりぎゅうぎゅう詰めでは無くなった。中のパワートランジスタが無くなったので放熱的にも有利である。

6C19P OTL ミニワッター II (1)

今回6C19P OTL ミニワッター を革新する。配線をより細いものに変更し、基板は新しく作る。 これまでのアンプと基板。 このアンプの最終的な特性。初段電流を調整した。 新しい基板を作っているところ。

6BQ5 ハイブリッドSEPPパワーアンプ (5)

同じ定数で残りのチャンネルを組む。 グリッドバイアスを−5.7Vに調整。 初段電流1.214mA、アイドリング5.4mAに設定。 オフセット1.7mV、アイドリング5.9mA。 完成写真 抵抗負荷でオフセットを確認後、32Ωのバスレフスピーカーを鳴らしている。

6BQ5 ハイブリッドSEPPパワーアンプ (4)

出力が小さいのでドライブ電圧が足りない可能性がある。グリッドとカソード間の抵抗値を大きくすれば良いのだが、この方式だと大きくすればするほど初段の電流が小さくなる。試しに6.8kΩにして電流引き抜き回路をつけてみたがうまくいかなかった。次に単純に…

6BQ5 ハイブリッドSEPPパワーアンプ (3)

初段FETの電流を見る。1.5mAに設定した。 電流メカが完成したところ。出力にショートピンが刺してあるのがわかるだろうか。 グリッドに与える電圧を見る。−12Vに設定した。 これに6BQ5を刺すと真空管を含む電流メカが成立する。この定数だとまだカソード電流…

6BQ5 ハイブリッドSEPPパワーアンプ (2)

基板図は書くとこのようになる。回路がシンプルなのでぎゅうぎゅう詰めにはならない。 シャーシは6BQ5 OTL、EF86イコライザーを載せてきたものを使う。配線の一部を手直しをする。 基板ワークでまず電流メカの成立を目指す。 電流メカが正しく動作すれば後は…

6BQ5 ハイブリッドSEPPパワーアンプ (1)

6C19P SEPP OTLアンプで音楽を聴いている。このアンプは電源が簡単である代わりに熱源となるパワーTRがカソードにぶら下がっているので、なんとか排除したい。今回いよいよ解決策に取り組んでみる。 このような回路になる。いたってシンプルだが最近やっと思…

12AU7ハイブリッドSEPPパワーアンプ(2)

各種トランスでデータを取ってみるとSTー32で59mW(歪率6.4%)、ソフトンMT−128で51mW(歪率10%)、5Kアウトプットトランスで26mW(歪率10%)となった。ST−32で十分であることがわかったのでこのシステムで聴くことにした。写真ではAT−403−2に挿し替えて…

12AU7ハイブリッドSEPPパワーアンプ

山水ブランド(橋本電気)のトランスが製造されているのだという。 緑色の方が有名なSTー32である。 これを1.2kΩ対 8Ωのマッチングトランスとして使う。出力は0.2Wである。 このように12AU7 ヘッドホンアンプに乗せて使う。 FE103SOL(16Ω)で聴いてみる。余…

Dualgate MOS 電圧増幅段MOSFETパワーアンプ (4) 

基板が完成したところ。これから動作を確認する。 うまくいったようだ。 完成写真 明日は音質を確認する。SITアンプを超える予感がする。

Dualgate MOS 電圧増幅段MOSFETパワーアンプ (3) 

パワー段はこれでいいのかちょっと疑問に思いながら組んでみた。帰還をかけると動作しなかったので無帰還で調べてみると大して出力が得られなかった。 回路図を書きなおしてソースフォロアーで組んでみるとわりと良さそうだ。無帰還だとオフセットが大きいの…

Dualgate MOS 電圧増幅段MOS FET パワーアンプ (1) 

プリアンプのかたがついたので今度は新回路のパワーアンプを作ってみる。音質を期待して電圧増幅段にDualgate MOSを使ってみるが、回路そのものは割とよくあるものかもしれない。 このようにパワーアンプ として十分な出力電圧が得られている。 実際の部品は…

上條式ノンスイッチングアンプ(2)

難解な部分があるので少し解説する。 これはあまり見た事がない回路だがカレントミラーである。普通の回路に直すことはしない。 このように初段カスコードにブートストラップがかかっているが、電流値が合っていないと大きなオフセットが生ずる。やってみる…

SIT シングルアンプ(2021年版)(2)

作り始めてみた。今回はコストを抑えるためシルバーを選んだ。 梱包の中身。 キット感がある。 最初にこの位置に大きめの穴をあける。これでヒートシンクが外しやすくなる。 ここまできたが、全部やるには一日では無理があるので作業は明日以降にする。

別電源式SITアンプ (7)

電源部にはリプルフィルターを挿入してある。 これで可聴域のノイズはスペクトラムから消失した。 調整中に懸念していたDCオフセットはスピーカーに繋いで音楽を出すと数mVに落ち着いた。ミューティング回路も不要である。音はやはり素晴らしかった。自作界…

4石MOS FET パワーアンプ(1)

First Watt のF7はあまり話題にならないようである。現在手頃な価格で日本で販売されている。回路図を見るとわりと平凡な4石MOS FETアンプなので同じ回路構成で作ってみる。トランジスタは手持ちのものから選んだ。定数は未発表なので作りながら決定した。 …

エスニック風A級アンプ (6)

ステレオアンプにして完成させる。 一日エージングしてからメインシステムに組み込んだ。 まろやかな良い音だ。0.25WまでA級動作するAB級バイポーラアンプである。

エスニック風A級アンプ (5)

アイドリングを増やして測定した。 この位流しても測定中に放熱器は熱くならなかった。 ミニワッター並みの出力である。これで両ch作ってステレオで聴いてみる。 参考 シミュレータ この結果はちょっと不可解なところがある。何でノイズフロアがあるのだろう…

エスニック風A級アンプ (4)

この回路と定数が良さそうである。 この定数で組んでみると中点電位5.25V、アイドリング88mAとなった。安定度は良いので、あとはアイドリングを増やして測定してみる。AB級アンプなのでこれでも良いかもしれない。

エスニック風A級アンプ (3)

前回のアンプについてシミュレーターで調べてみた。 この時の出力が0.8Wなのであながち失敗とも言えないようだ。 違う回路を試してみる。 サンケンの石を用いる。hFEが同じものを用意した。リプルフィルターも装備している。 空中配線の仕方を変えた。 アイ…

エスニック風A級アンプ (2)

なんか楽しそうなので実践してみることに。 同じ電源電圧を用い、自分なりの回路で試してみる。石は東芝のC5200、A1943を使う。スピーカーに直流を流すのはやらない。 一応選別したがこのくらいかけ離れている。 アイドリング電流をトリマーを使って調整する…

別電源式SITアンプ (5)

測定を行った。 正常動作は確認できた。出力を見るとまだ暫定的な回路ということだ。パフォーマンスを出すにはいくつか変更が必要となる。

別電源式SITアンプ (4)

今年最後の連休が到来したので準備しておいたもう一つの基板を載せてテストする。 問題なく調整できた。よく見るとLEDが輝いている。 この後テスト用スピーカーを鳴らして安定度を確認したが、トラブルらしき現象は皆無だった。 このままカバンに入れて伝道…

別電源式SITアンプ (3)

ワイヤリングを行った。トグルスイッチとヒューズホルダーを取り付ける。 ここで交流100Vを確認。電源にはLEDは付いていない。 電圧の生成を確認 これで完成した。最後の最後に間違っている事もあるので電圧を確認 終段のアイドリングを確認するところまで来…