ミヒャエル・エンデ著 モモ (1973)

読み始めている。僕らの子供の頃は無かった本だ。 結構引き込まれるところがある。一面の真理をついているという評判の本なので楽しみだ。

パワーJ-FET パワーアンプ (2)

回路図と基板図を示す。 この辺まできた。

パワーJ-FET パワーアンプ (1)

これは2021年に購入したパワーJ-FETで、SiCでできたJーFETであるらしい。 左がUnited SiC社製、右がInfineon社製である。 製作に必要な技法がようやく揃ってきたのでアンプを作ってみる。 回路図、基板図は書けたので、この辺から始めることになる。こ…

草柳大蔵著 ひとは生きてきたようにしか死なない (1999)

読了した。こう言い切ってしまうと何だけど、まあその通りだなと思う。著者は広い交友関係からの事例、長い読書歴からくるしみじみとした文章を題材に説いてゆくのである。それを読んで感心するのも良いが、読む方もかなりの読書量がないと、これに対峙でき…

LM3886パワーアンプ

昔作ったものを基板を改修してHENシリーズの筐体に移した。 回路図と基板図 ミューティング回路が最初からついている。 音を聴いてみるとパイポーラと似ているが幽玄の趣があると感じた。

バイポーラ パワーアンプ

今回のバイポーラ パワーアンプについて解説するとこのような回路と基板になっている。 回路はJBLのアンプを真似たもので、基板は今回のシリーズと同じプラットホームになっている。 2021年に作って音は聴いていたがこれをタカチHEN シリーズの筐体に移植す…

SIT パワーアンプ (5)

ミューティング機構(遅延回路+電子リレー)をつけ終わったので調整して運用している。 タワーのようになっているが下からVーFET(SIT)、MOS FET、バイポーラ、IC(LM3886)となっている。すぐ切り替えられるようにスピーカー出力端子は統一した。 音を聴…

ポール・マッカートニー:ゴーイング・アンダーグラウンド(2013)

これも2時間35分もある大作で見応えがあった。 英国における1960年代のアンダーグランド運動を解説したもので、文学、音楽の分野だけでなく、政治的な側面を持つものであった。その中心はロンドンの書店、ライブハウスであり、ピンクフロイド、ソフト・マシ…

SIT パワーアンプ (4)

実際に運用してみるとDCドリフトが大きいのと、ポップノイズが大きいことがわかったので改良を試みる。 遅延回路とMOS FETの電子リレーを入れる。ACアンプ化の電解コンとショートピンも入れてある。ショートピンは電流メカに戻して電流調整する時に役に立つ。…

SIT パワーアンプ (3)

うまく動作するところまで来たので、FE103SOLを鳴らしている。 次回作のバイポーラアンプも鳴らしてみる。 次次回作のLM3886アンプも鳴らしてみた。これは昔作ったアンプをタカチHENケースに移植したものである。 これが元のアンプ これらにMOSを加えた四部…

ビートルズ:アップル・レコード秘話(2011)

これは2時間45分もある大作でかなり充実した内容だった。アップルに在籍したアーティスト、例えばメアリー・ホプキン、ビリー・プレストン、バッド・フィンガー、ヨーコ・オノらの当時の様子が詳しく描かれている。あのアラン・クレインも登場する。経営難か…

SIT パワーアンプ (2)

基板が出来上がったので電流メカとしてのテストをする。ようやく合格したので、最終調整を行った。 Rch Lch どちらもアイドリング50mA付近、オフセットも数ミリVに調整できた。

SIT パワーアンプ (1)

次に同じコンセプトでソニーのVーFET 2SJ18を使ったアンプを作る。電源部を作り、予備実験を重ねてやっとサイン波が通るところまできた。 回路図と基板図を示す。 基板作りの様子

MOS-FET パワーアンプ (5)

しばらく聴いていたがトランス式±40V電源があるのでこれに替えてみた。 こちらの方が滑らかな感じがする。やはりスイッチング電源は弊害が少しある。この組み合わせで特性を調べた。 いつも聴いているのは16Ωフルレンジなので16Ωで測定した。 何故か出力が小…

火星探査機パーサヴィアランス

僕は以前NASAのキュリオシティに魅せられたことがあって、スケールモデルはないかと調べたら全くない事に驚いた。何か理由が有るんだなと思ったが、特に追及はしないでいた。ところがつい最近パーサヴィアランスの空想レゴが発売されているのに気づいた。値…

エイヴリ・モロー 著 ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀 古史古伝で解く「太古日本の聖なる科学」 (2)

読書しているので一部を要約しておいた。 紀元二世紀に景行天皇(オシロワケ)は大陸からの移民急増に危機感を抱き、オオタタネコに伝承されているホツマ物語をオシテ文字で文書にするよう命じた。それは紀元127年に40章からなる文書として完成した(ホツマ…

MOS-FET パワーアンプ (4)

用意しておいた±46V電源はファンの音が気になるので没になった。±16V電源で調整しているところ。 アイドリング83mA、オフセット1.5mVとなっている。 アイドリング70mA、オフセット4.3mVとなっている。 3日目から音も細部まで澄み渡ってきた。MOS FETの良さが…

ビートルズ ドキュメンタリー集

Music Air で放映されていた番組を録画しておいたので、今回見ることにした。重複があるがそれはまあ致し方ない。見るときにスキップすれば良いことだ。今青盤ドキュメンタリーのあたりまで進んでいる。 Disc1 ビートルズ:ディスティネーション・トゥ・ハン…

MOS-FET パワーアンプ (3)

もう一つのチャンネル基板が完成したので、動作テストを行う。 ±15Vで電圧増幅段を見る。生成バイアス0.63V 、オフセット12.7mVである。 ±45V電源で確認する。生成バイアス0.62V 、オフセット28mVである。特に問題はない。 終段をつなげて電源をオンにする。…

MOS-FET パワーアンプ (2)

初段のドレイン電流を見る。1.5mAと1.49mAとなっている。 二段目の電流を見る。それぞれ1.6mAとなっている。 アイドリング105mA、オフセット 1.5mVに設定した。 サイン波が通るところまで確認した。

MOS-FET パワーアンプ (1)

半導体アンプを又作ってゆくが、6C33C-Bハイブリッドアンプの終段素子だけ替えたものを考える。そうすれば音の違いは素子の違いという事になるだろう。 K135はバイアスが浅いのでSEPPにはやや不向きである。なので純コンプリメンタリーSEPPを採用した。 接続…

エイヴリ・モロー 著 ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀 古史古伝で解く「太古日本の聖なる科学」

まあこんな本をちょっとづつ読んでいる。 記録が残っていない紀元二世紀ごろの我が国の動静がわかるようなわからないような、なんだかスリリングでもある。 公式の日本史は破棄と捏造だらけという感想があるので、真実を追求する立場の人には好感が持てるの…

真空管式オペアンプ(4)

実験風景 結果 1kHzサイン波出力 47kΩ負荷 入力 利得は26dBなので20倍あることになる。オペアンプと呼ぶには小さすぎるようだ。なおこのノイズ は除去方法がわからない。スイッチを3個にしてスナバも入れてみたが効果はなかった。 シミュレーター 12AX7で…

さわやか自然百景

NHK さわやか自然百景を見るでもなく流していると、突然アイリッシュ・メロディーの一つが流れてきたのであれっと思って録画して記録を取っておいた。後で検証して「山口 青海島 春から秋」の回で、メロディーはCharles Harland Fifty-Eight Irish Melodies …

6C33C-Bハイブリッドアンプ III (10)

新しい基板を二つ入れて音の問題は無くなった。挙動は電源オンで出力に80mVが出るが、ヒーターが暖まるとゼロに近づいてゆくという穏やかなものだ。放熱は天板が熱くなってきたらファンを回すくらいで良い。スピーカーをFE103SOLの16Ωのバスレフに昇格させて…

真空管式オペアンプ(3)

二段目のプレート電流を監視する。全スイッチオフの状態で0.7mA、出力電圧は0.75Vである。 SW2をオンにする。 SW1をオンにする。 VRを調整して出力をゼロ近辺にすることができた。二段目のプレート電流もほとんど変化がない。 ここまで首尾よく来ることがで…

真空管式オペアンプ(2)

初段差動アンプのプレート電流を見たところ。0.66mA 、0.71mAとなっている。 カットアンドトライで次段への出力電圧をゼロに近づけたところ。1.2mVとなっている。これはかなり変動する。 二段目増幅段のプレート電流を見たところ。0.69mAとなっている。 カッ…

6C33C-Bハイブリッドアンプ III (9)

6C33C-Bハイブリッドアンプ もとうとう革新された。 基板を少し改良して新しく二つ作った。主な違いは位相補正の場所である。 これを入れたところバズやノイズは無くなった。 小型スピーカーで鳴らしているところ。 特性も取れた。 革新前の特性を示す。 低…

パワーアンプ III (6)

大胆にもメインシステムに組み入れて聴いてみた。 HMA−9500 II と較べることになってしまうが驚きの音が流れてきた。透明度、繊細感、雰囲気でHMA−9500 II を上回っており、低音のダイレクト感もそれほど負けていない。オーディオ製作の最後の課題がほぼ達成…

カバンに入れて持ち運べるB1 追記

かねてよりハイ落ちで困っていたこのアンプに、いよいよ改良を加えることにした。 定数はこのようになる。 実装はこのようになる。 聴いてみるとSITアンプの良さがフルに発揮され、重量感、繊細さが出るようになった。柔らかい感じもある。半導体アンプの最…