映画 アフガンナイツ (2007)

    帰還兵のペッパーはアフガン戦でのPTSDで妻の首を絞め離婚となる。ペッパーは荒んだ生活を送るがアフガンの将軍アマードを国外に連れ出すミッションを15万ドルで請け負う。義弟のジョナサンはアフガンで捕虜になっているようだ。かつての傭兵仲間3人が集められる。黒人のJT、ゲイのフランク、ジョーイだ。それに英国人ナッシュを加えた5人でパキスタン側からアフガンに潜入する。潜入といっても軍用トラック2台に分乗し守備兵をぶち殺して入って行く。依頼主のクーパーは洞窟に隠したチンギスハンの矢を持ち帰るのが目的のようだ。このことはナッシュだけが知っている。ジョナサンと少年はすでに洞窟の近くで幽霊に殺されている。5人は乾燥地帯を進みヌリスタンに入る。ペッパーとJTとナッシュは村に入って行き案内の女に導かれアマードに接触する。アマードは強欲で卑劣な男のようだ。少しの荷物と妻を乗せ出発する。山に差し掛かった時ペッパーの意見で山道を行くことになる。小便で休憩に入った場所で少年の死体と焼けた骸骨を見つけるが、この骸骨こそジョナサンである。ナッシュは一人で物陰に隠れ皆が空爆で死ぬのを待っていたがペッパーが怪しみ難を逃れる。空爆が始まり5人は命からがら洞窟に逃げ込んだ。すると洞窟の奥からジョナサンが現れる。ペッパーは喜んだがこれは幽霊である。一夜を越す間にジョナサンの霊力でフランクは肝臓を抜かれ、アマードは焼き殺され、JTは岩に叩きつけられ死んだ。フランクは抜かれた肝臓をレバーと思って食べている。ナッシュはこっそり矢をリュックにしまったが霊力でリュックから燃えて出てくる。ペッパーが気付いて問い詰めるとナッシュは開き直るが幽霊に腹を切られた。女はジョナサンが幽霊だと気付いていた。モンゴル騎兵の幽霊が現れペッパーを切りつける。上の方に穴が見つかりジョーイと女はロープで引き上げられる。ジョナサンとペッパーが残るがペッパーが矢を折ることによってジョナサンの幽霊は消える。ジョーイの兄が米軍のヘリで救出に来て3人は助かった。最後にペッパーが依頼主のクーパーを洞窟に置き去りにして終了。
   
   読解力のテストのような映画だった。