映画 復讐の序曲 (Blown away) (1994)

   ボストンを舞台に元IRAの爆弾魔と爆弾処理隊員が因縁の対決の様なことをやる。巻き込まれた市民はいい迷惑だし途中からこれはハッピーエンドになるのだなとわかるのでハラハラ感も無い。ハリウッド映画にはセルピコの様に正義が負ける作品もあるがこれは時事ネタの入った娯楽映画の線を狙ったものなのだろう。主人公の家族は無傷、悪人は滅び、巻き込まれた人々は結構死んでいるというパターンだ。これだと死んだ人へのお詫びに相討ちくらいで良かったのでは?