BSドキュメンタリー 幸せを探して 35歳・シングル (2015)

  このアルゼンチン女性パウラの脳内フローラは自由27%、スピリチュアルな生活26%、結婚25%、子ども22%という。それで6人の恋人と別れ今は映像関係の仕事をしながら人生を模索している。今回のドキュメンタリーで過去の恋人を取材しお互いに本音を述べあう。

ウルグアイ人マリオとは3ヶ月の仲だった。バイオリニストでボヘミアン気質のマリオだが放浪癖のあるパウラに嫌気がさしてリリースしたのだろう。今は所帯を持っているようだ。

友人の意見によるとパウラは男たらしに見えるのだという。事実男はフリアン、フェルミン、ルーカスと乗り換えルーカスも振ったという。兄弟の意見によるとパウラは性格が悪いという。パウラがイタリアで仕事中に両親が離婚する。次のイタリア人の恋人ディミトリとは7か月続いた。彼は反ファシスト党の農業共同体の出身という。パウラは彼らの仲間入りをし理想の生活と感じたようだが結局は逃げ出している。今回中年になったディミトリに取材し意見を聞く。彼は今も農場で暮らしている。

ウルグアイマルティンとは2年1ヶ月続いた。マルティンは音楽家で人形使いという不思議なアーチストだ。二人はブラジルに婚前旅行し新居も用意していたが事件が起こる。パウラは父が再婚したという知らせに動揺する。旅行中仕事やら別行動ばっかりだったマルティンに辛く当たったらしい。これで別れになる。別れた後に一度マルティンがプロポーズしたと言うがパウラは気にも留めなかったらしい。

離婚した両親にも取材を行い疑問をぶつける。父の後妻はなかなか能弁な理論家で父は温厚に話を合わせている感じだ。父に離婚当時の話を聞くが離婚の原因については口を濁している。母は14歳からの父の知り合いで父のことを家族の様に思っていたと言う。だから別れようと思ったことはないと言う。父はパウラのふらふらした生き方に対し忠告し、母は質問攻めをするパウラに自分で考えなさいと言う。

パウラはヨガ教室の友人サンティから借りた本を読んで著者のグルに会いにインドのアシュラムに突撃するが熱病で倒れる。帰ってきてサンティといい仲になる。まだ付き合い始めたばかりだが今度は結婚まで持って行く決意のようだ。