前略おふくろ様 II 第3回 (1976)

  冒頭の寸劇はサブと海ちゃんの朝食シーンである。海ちゃんは男なら朝刊に目を通すものだと言い始める。しかも英字新聞ならなお良いと言う。朝刊を小脇に抱え出勤するとすれ違う女子高生が振り返るシーンをサブは想像する。

  今日はサブの女難がテーマである。女将さんとお嬢さんが大喧嘩し秀さんが止める。喫茶店で女将さんと遭遇したサブはツバメにならないかと言われる。海ちゃんが割り込んできて女将さんが退散する。海ちゃんは女ができた叔父さんに会いに行ってくれとサブに頼む。叔父さんは都内の某所で店員をしていた。海ちゃんが東京にいる事を伝えると所詮人間は一人だと開き直り俺は女の所に居るから海ちゃんをお前のところに居させてやってくれと言う。とんだ藪蛇である。

  利夫は海ちゃんを探している。利夫に付き合ってキャバレータヒチに行くサブ。海ちゃんは見つからず利夫は店員にボコボコにされる。その足で半妻に相談に行くサブ。とうとう海ちゃんの事を話してしまった。半妻はいぼ痔になったと言う。

  いよいよ赤ちょうちんで利夫らに問い詰められるサブ。はとこ同士が結婚できる事を知った利夫は激怒する。そこへ秀さんが現れかすみちゃんが喫茶店で待っていると言う。かすみちゃんは婚約した事をサブに報告する。はっきり言われたサブは観念する

  ラーメンを食べアパートに帰ったサブは海ちゃんとコインランドリーに行く。海ちゃんがにんまりしたところでジ・エンド。