映画 LIMIT OF LOVE 海猿 (2006)

2006年興行収入二位で71億である。映画では第2作になる。

海上保安庁機動救難士の大輔(伊藤英明)は恋人の環奈(加藤あい)と鹿児島で会うが大喧嘩する。すると海難事故が発生する。大型フェリーが砂利運搬船と衝突し座礁した。乗客600名の避難が急がれる。ヘリで大輔と相棒の哲也(佐藤隆太)らスタッフがフェリーに降り立ち乗客の誘導と救助を開始する。すると乗客の中に環奈も居たのである。環奈は無事上陸するが中古車販売業の男とフェリーの店頭販売員の女が取り残され大輔と哲也が救出に当たる。しかし浸水と火災のダブルパンチで脱出が困難な状況となる。必死の思いでコンパートメントを移動しあと一歩というところで船はあえなく沈没した。大輔からの最後の連絡は環奈へのプロポーズであった。 とここまでで終わればなかなか感動的な悲話だが映画ではこのあと機動救難隊の奮闘により全員が奇跡の生還を果たすのである。これではハウルの動く城と同じではないか。実写映像は良く出来ている。