映画 永遠の0 (2014)

2014年興行収入一位で87億6000万である。第2位のSTAND BY ME ドラえもん 83億8000万は見ない。

最初から1時間50分までは前置きと考えると要点はここからである。

いよいよ宮部の出撃の時が来た。この宮部と言うのは凄腕の零戦パイロットでこれまで臆病者と言われながらも家族の為に死なずに来たのである。出撃の直前、宮部は大石という同僚と機体を交換しその同僚は機体の不調の為、喜界島に不時着して助かった。宮部は帰って来なかったという。

これを宮部の孫に証言したのが大石本人である。孫は司法浪人中でぶらぶらしていたが姉からこの案件を持ちかけられお金をもらって調査を開始すると言うのがこの話の発端である。

松本清張を意識した硬派の作品だが意外などんでん返しもなく、雄弁だが空疎という印象を残す映画だった。