映画 明日に向かって撃て (1969)

ならず者のブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス(ロバート・レッドフォード)が銀行強盗を繰り返し逃亡先のボリビアで軍隊に射殺されるまでのストーリーである。どうみても陰惨な話だが俺たちに明日はない(1967)と同様に二人の主人公は美化され英雄視される。

一方音楽ファンにとっての最大の眼目はバート・バカラックの雨にぬれてもがこの映画のどこに使われているか確認する事である。見て行くとブッチが自転車にのってふざけて遊ぶ場面に使われていた。

話の内容は性格の設定やら情婦との絡みなど中途半端なものだった。俺たちに明日はないの方が切実性があり良く出来ている。