「好きなことだけやって生きて行く」という提案 角田陽一郎著 (2017)

生放送なら歴史の真実を垣間見れると思い平昌オリンピック、ワールドカップ24時間テレビを録画しつつ検証している。ああこうなのかと思うことが結構写りこんでいるものだ。録画放送では大抵編集されている。今回日テレの24時間テレビで興味深い発言を放送していた。黒柳徹子さんがある時一生病気にならない方法を主治医に聞いた処、好きなことだけやって生きていれば病気にならないで済むと言われたという。これはおそらく正しいが反社会的な発言でもある。近藤正臣さんが新聞のインタビューで答えているように、今は自分らしく素直に生きるのが難しい時代である。今回kindle本を調べているとそのものズバリを書いた本が出てきた。角田陽一郎氏の書いた『「好きなことだけやって生きて行く」という提案』という本である。

軽い本なのでざっと読むと基本は「好きこそ物の上手なれ」と「創造はこの世で一番の快楽をもたらす」であり後は興味の広げ方の工夫である。成功者をよく観察して真似ることも重要だ。嫌いな事に向かい合うには自分がその当事者になる事だと言う。そしてマンネリでもずっと続けていると最後には唯一無二の境地まで到達するのである。