タクシードライバーブルース BY NHK大阪

大阪のタクシー運転手Fさんは昭和が平成に変わった時も平成が令和に変わった時もタクシーの中だったという。バブルの頃を振り返る。難波から梅田までの客が随分居て売り上げに貢献した。これでビールでも飲んでくださいと万札を置いて行く客もいた。今は様変わりしてスマホで送迎、5000円以上5割引などのサービスがあると紹介される。客も様変わりした。今では観光で来たアジアの人がよくタクシーを使ってくれるという。日本も人種のるつぼニューヨークの様になって行くのかもしれない。Fさんは中国人の客に話しかけ宜しかったらどうぞと二枚のチョコレートを渡す。今日の売り上げを確認する。いつもの半分くらいだった。最後は時代は変われど気持ち良くお迎えして気持ち良く送り出すことが一番だと締めくくった。

今朝、おはよう日本で放映された一コマである。タクシードライバーの悲哀が滲み出ているが暗すぎもせず良い取材だった。