渚にて その3

(P.237〜P.320) スコーピオン号は北上するとサンフランシスコの惨状を確認し、無線の謎を解くべくシアトルへ向かう。一名が上陸しサンタマリア島の無線設備を点検すると謎の無線は風とコカコーラの瓶によるいたずらであると判明した。事件としてはシアトル出身のスウェーン水兵が潜水艦を抜け出して故郷で死ぬ事を選んだというのがあった。

艦は北上してアラスカの放射能濃度を確認してハワイ経由でメルボルンに戻った。アラスカも放射能濃度は高いままだった。スコーピオン号は帰還するとドック入りし艦長もピーターも少し余裕ができる。ブリズベンが壊滅したことにより艦長が米軍総司令官に昇格した。モイラは艦長を農場に招き約束のポゴを渡し数日過ごす。ピーターは改造して動くようになったモーリスを駆って週に二日海軍の業務に当たる。一方オスボーンは最後のオーストラリアGPにフェラーリで出場する。最速のマシンだが運転技術は初心者である。オスボーンは艦長、モイラ、ピーター、メアリーの見守る中予選を通過した。一位以外はみなクラッシュしたのでオスボーンは二位を取れたのである。

(P.321〜P.407) ここも読んで要約しようと思ったが読んでしまったらもう当事者で無くなるしある種の余韻に苦しめられるかもと思って残しておくことにした。またの機会に読むことになるだろう。