HCAアンプにおける終段素子の歪

終段素子以外には非直線の部分がないアンプである。なので終段素子の優劣がはっきりわかる。終段素子自体は上下で対称合成され偶数次歪みが低減されている。

第五位 Sic MOS FET

アイドリングを流せばもうちょっと良くなるが奇数次歪みがとても多い。

第四位 UHC MOSFET

3、5、7次の奇数次歪みがバイポーラーより多い。

第三位 バイポーラー トランジスタ

第二位 IGBT

第一位 GaN FET

IGBTが意外に良いことがわかる。GaN FETは明らかに優れている。図の如くシリコンMOS FETとGaN HEMTのカスコード接続となっている。アンプにして聴いてみると無限にエネルギーが湧き上がってくるような印象がある。GaN HEMTのレーダーはとても高性能らしい。

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番外編

J18 HCA

このアンプだけ電源電圧が高くしてある。SITには無効電圧があり今回は±15Vもある。

J48 HCA

もう古典的な石だが何かが根本的に違う。これは銘石の予感がする。

K405

K1520

D2560ダーリントントランジスタ

このようにK1520とバイポーラは特性が大変良く似ている。

K722

若松通商で購入したSONYの石。特に変わりばえのない特性だ。