映画 アバター (2009)

この映画が大変話題になっていた事は知っていたが、BS premiumで放映されたのをBLに焼いたのを昨日やっと見終わった。背景はCGだとわかったがアバターが実写かCGか考えながら見た。どうもCGのようだ。ストーリーは空疎な感じがしたが致し方ないのだろう。スター・ウォーズもドラマとしては陳腐なものだったしよっぽどの天才でないとそのへんをクリアーするのは難しい。

会話はやや凝っていて意外な切り返しが多く登場した。伏線もいくつか張ってあってナヴィ族の最後の大逆転につながってゆく。だが地球人の傭兵軍の戦い方がいかにも下手くそなのがわざとらしくて白けた感じがする。夕食に間に合うように決戦するというのは愚策であり一度撤退しておけばまず負けることはない。典型的なハリウッド映画で大変ユニークな作品だが、考えさせるような深い内容は皆無という側面も持っている。あと4作続編が出ると言われている。