6AS7-G OTLアンプ (3)

基板が出来上がったらよくチェックして(チェックが甘いと1〜3箇所の誤りが存在すると思った方がいい)電圧増幅段の動作を見る。

出力にショートピンを挿し、真空管のコネクターは外して、B電源をオンにする。間違いがなければGK間の抵抗にバイアス電圧が現れ、半固定抵抗で調整可能となる。

次にマイナス側を使って、真空管の伝達特性を全数測定する。マイナス側のコネクター真空管を挿し、ヒーターを点火し、B電源を入れる。この時は負荷はショートピンのままで良い。

今回ユニットが4つなので、その結果を示す。

こうして見ると2が大きく外れている。バイアスを深くすると他と近くなりそうなので2.9V分深くして測定した。

これなら何とかなりそうである。