スマホ中毒

オーディオの聴き方だが朝と夕に一時間くらい毎日聴くのが日課となっている。若い頃のように休日に一日中聴くような事はできなくなった。休日でも一時間くらい聴くと電源を落として他のことをするのである。レコードのコレクションは順番に一回ずつ再生してもそれほど楽しくはない。一枚をいろんな時間にいろんなボリュームで何回も聴くことによっていろんな音を見いだす聴き方がやっぱり楽しいのである。

シェフィールドの音源を何度も聴くことによって中に入ってる不思議な音を味わう事が出来た。一週間くらい毎日聴いただろうか。リンカーン・マヨルガは偉業を達成したが僕も違った意味で偉業を達成出来たと思う。写真に写っているプリがそれである。人類未踏の音の領域だと思う。

休日はつなぎ替えてSITパワーアンプの音も確かめてみた。デジタル音源で聴くと素性の良い高域と少し膨らむがドスの効いた低音が楽しめる。これまでの結果で一貫しているのはSITアンプはレコードと相性が良くないという事だ。透明度がMOS FETアンプに比べ一段落ちるのである。またSITヘッドホンアンプは良いがSITプリアンプは良くないという結果も出ている。

偉業を達成出来たのも便利なiPad mini + キーボードを一日中操っていたからである。必要な情報やアイデアにアクセスする事が容易く出来たのである。言われているようなスマホ中毒が脳に悪いというのは間違いである。