1972年といばビートルズの解散から2年後である。日本では1968年ごろがグループサウンズの最盛期だったが、長髪ということでブルーコメッツ以外は出場できなかったという。二十世紀の音楽家の夢といえば『ビートルズのような楽曲を作る』があると思うが、どうもこの頃の日本はそれを勢いでやってしまった気がしている。今後の検証が待たれる。
今回は完全な再放送となっている。名曲がいくつか登場した。
森進一 放浪船
天地真理 ひとりじゃないの
フォーリーブス 夏のふれあい
和田アキ子 孤独
堺正章 運がよければいいことあるさ
朱里エイコ 北国行きで
にしきのあきら 嵐の夜
渚ゆう子 風の日のバラード
奥村チヨ 終着駅
鶴岡雅義と東京ロマンチカ くちづけ
石橋正次 夜明けの停車場
由紀さおり 故郷
村田英雄 ここで一番
佐良直美 オー・シャンゼリーゼ
山本リンダ どうにもとまらない
いしだあゆみ 生まれかわれるものならば
南沙織 純潔
野口五郎 めぐり逢う青春
ザ・ピーナッツ さよならは突然に
ビリー・バンバン さよならをするために
本田路津子 耳をすましてごらん
西郷輝彦 愛したいなら今
森山良子 美しい星
菅原洋一 知りたくないの
藤圭子 京都から博多まで
美川憲一 銀座・おんな・雨
上條恒彦 出発(たびだち)の歌
三波春夫 あゝ松の廊下
平田隆夫とセルスターズ ハチのムサシは死んだのさ
水原弘 お嫁に行くんだね
島倉千代子 すみだ川
都はるみ おんなの海峡
沢田研二 許されない愛
青江三奈 日本列島・みなと町
五木ひろし 待っている女
水前寺清子 昭和放浪記
美空ひばり ある女の詩
北島三郎 冬の宿