NHKドラマ 遙かなる山の呼び声(2018)

 いくぶん美化された北海道を舞台とした、生活感のあるラブストーリーだった。常盤貴子が美しい未亡人という設定で、いくらでも話が作られるだろうが、映画の単なる焼き直しになっている。映画よりこちらの方が訴求力が強いのではないだろうか。未亡人をものにしたい男が二人、悪と善に最初は分かれていたが途中で曖昧になっている。後半もう一人出てくるが、はっきり片想いだった。

 北の国からもそうだったが、この手の作品に影響を受けた若者が、一定数北海道に憧れて海を渡ったと思われる。現状の北海道を見ると経済も治安も暗い先行きだし、その後どうなったのか、ドキュメンタリーで取材されて出てくると事情がわかると思うのだが。