カラカルパクスタン共和国(ウズベキスタンの自治州のようなもの)の美術館に当局の迫害から逃れたロシア・アバンギャルドと呼ばれる前衛絵画が3万8千点も保管、展示されている。美術館の名はイゴール・サヴィツキー記念カラカルパクスタン共和国国立美術館である。
この美術館は元々カラカルパク族の工芸品などを収集する業務を行なっていたが、イーゴリー・サヴィツキー(1915〜1984)という人物が粘り強く、弾圧された芸術家の作品を密かに収集した結果このような特異な美術館が生まれたのである。
番組ではロシア文学者の亀山郁夫氏が取材班に同行し、館員の説明を聞き展示を見ていた。有名なルイセンコの「雄牛の絵」があった。放映後もそれほど話題になってないようで世にあまり知られていないようだが、最近のブログなどを見るとウズベキスタン観光で訪れる人もいるようだ。