無帰還パワーアンプ

6C33C-Bハイブリッドアンプ III (9)

6C33C-Bハイブリッドアンプ もとうとう革新された。 基板を少し改良して新しく二つ作った。主な違いは位相補正の場所である。 これを入れたところバズやノイズは無くなった。 小型スピーカーで鳴らしているところ。 特性も取れた。 革新前の特性を示す。 低…

上條式無帰還アンプ (4)

上條式無帰還アンプを完成させた。 持ち運びしやすそうだ。 ±40V電源だとドリフトはまあまあだがアイドリングが350mA流れてしまう。 ±16V電源だと150mAとなりちょうど良い。これで試聴している。 FE103SOLバスレフですでに真価を発揮している。音場が真正な…

上條式無帰還アンプ (3)

昨日はここまで来た。アイドリングとオフセットが調整可能の状態である。 さて日曜日になり朝から測定に入る。昼ごはん前にはデータを取るつもりだったが出力が出ず終段石の交換など行ったがそれでは駄目だった。 発振対策が無防備に思えたので出力Zobel、終…

上條式無帰還アンプ (2)

ここまで来ている。 終段アイドリングの調整が終われば測定へと進める。

上條式無帰還アンプ (1)

上條氏のホームページにあった小ぶりの方の無帰還アンプである。氏はこれを元に弩級無帰還アンプを製作したと思われる。あり合わせの部品で作ったわりには傑作アンプに仕上がっているようだ。 このようにしてあり合わせ感を出す。 この辺までできた。 ±40Vの…

無帰還バイポーラパワーアンプ (8)

いよいよSeas の自作2ウェイを鳴らすことにする。 こちらがもう片chの特性。 休眠中だったSeasも鳴らし込んで行かないとどんな音になるかわからないのでまだ速断はできないが、かなりいい感触がある。

無帰還バイポーラパワーアンプ (7)

このようにしてアイドリングを調整する。100mAパラで200mAにした。 二日様子を見て変な挙動は皆無なのでいよいよメインシステムで聴いてみる。 半日で本領を発揮して来た。楽器の現れ方が独特だなと思って聴いていると、音の始まりの部分が全部美しいのがわ…

無帰還バイポーラパワーアンプ (6)

もう一つの方の基板はドライバーの石に放熱器をつけて電流を多く流してみた。石もより容量の大きいものに変えてある。動作も正常であることを確認した。これでいよいよ音楽を聴ける。

無帰還バイポーラパワーアンプ (5)

よい特性が得られたのでミューティング回路をつけて完成とした。ついでにPNP側を極上のペアに変更してある。 次は同じ基板をもう一つ作る。今回から反転しなくても良い設計にしている。

無帰還バイポーラパワーアンプ (4)

定数を変更して測定した。 随分良くなっている。 こちらはシングルプッシュプルで多めに流したもの。3次歪みが出てくる。

無帰還バイポーラパワーアンプ (3)

残りの石でなんとかペアが取れた。 組み上がったので簡易電源で測定する。 シングルプッシュプルと2パラプッシュプルの特性を示す。 きれいな高調波だけとは言えないような謎の歪みが出ている。 現在の回路定数を示す。

無帰還バイポーラパワーアンプ (2)

回路はこのようなものになる。 定数はシミュレーターを参考にして決定する。 電圧増幅段が出来たので測定した。

無帰還バイポーラパワーアンプ (1)

雪のような音のDynaudio Sapphire をSOULNOTEの無帰還アンプで鳴らした時の音とは?という疑問を余暇の時間を使って晴らして見ようと思う。スピーカーはSeas の自作2ウェイを使うが、アンプはこれから作って行く。