ミニワッター
アイドリングを増やして測定した。 この位流しても測定中に放熱器は熱くならなかった。 ミニワッター並みの出力である。これで両ch作ってステレオで聴いてみる。 参考 シミュレータ この結果はちょっと不可解なところがある。何でノイズフロアがあるのだろう…
底板を装着してダミー抵抗をつないで電源をオンすると調子がおかしいので各所の電圧を調べるとオフセットが調整不能になっている。グリッドの抵抗に50V出ており、しばらくすると初段電流検出抵抗1kΩが燃えたのでトラブルシューティングを開始した。結局初段…
システムの全貌を示す。この他に電源アダプターが二つ必要だ。 この様な特性となった。 回路定数と基板
基板がほぼ出来あがった。回路は6C19P OTL 標準版のものと同じである。 シャーシ内に収めたところ。 片ch分の真空管を装着した。 調整はうまくいっている。
このアンプの肝になる電源部はこの様になる。 DCーDCコンバーターは購入してみるとうまく電圧が出ないものがある。今回のものは+140V、ー70Vの様になるのでシングルアンプ用にまわすことにする。前回のものは幸いにも両極性が同じ様に出る。+137V、ー130V…
OTLアンプを持ち運んで、何処でも直流的に平衡させる実験をして、そしてそれがハイファイアンプであるという事実を楽しみたい。 思いもかけないことだが、今般それが可能となってきた。
引き続き製作を続ける。このような回路になった。MOSーFETは片ch8個必要になる。 基板の様子 アイドリングは安定している。
このようなリプルフィルターを入れることにより問題は解決した。DCーDCコンバーターから盛大なノイズがやっぱり出ていたのだ。 フィルター基板は空いたスペースに収まっている。 特性も理想的なものだ。 ヒーターを点灯したところ。 懸念したゲインは足りて…
最初は単段アンプを作って実験する。こうして見ると6BQ5はモンスターのような球である。ヒーター電圧は12V、1.2AのACアダプターで対応した。 軽めの動作を目標にした。 バイアス用のFETは実験で決めることになる。 中身は随分すっきりしている。
基板をもう一つ作り五極管で単段アンプを試す。 平均プレート特性を見るとあまり出力は取れなそうだ。 このような定数になった。平均プレート特性とややかけ離れているという状況だ。 音は出たがモーターボーディングのような現象が付いてくるので球が悪いの…
このような定数で測定した。 出力をもう少し上げたい。低域ノイズの問題もある。
基板を収めたところ。 電源アダプターが届いたのでさらに配線し動作させてみた。B電圧は180Vとなっている。 この状態で初段、終段の電流を見る。5本の5CL8Aを調べてみる。 使えるのは2本だけのようだ。
基板の姿はこのようになる。 トランスには7kΩのタップもあるのでもう少し追い込んでみた。 出力は0.5Wまで増加する。その代わり高いB電圧が必要になる。
5CL8AはテレビのVHFチューナーに使われていた球である。 6BM8などとは異なり三極管と五極管のプレート損失がほぼ同じになっている。 図から出力0.3Wを当面の目標とする。
部品を取り付けて行く。 最終的な外観 内部を単純化する為に二つのACアダプターを使う。ヒーター用には5V、2Aの物を用意する。
ソケットを付けたので外観写真を撮った。まだ中はがらんどうである。 回路はこんな感じになる。 フォトカプラーは電流の方向を変えながら電流を数倍にしてくれる役割を持つ。ここを高耐圧のトランジスタでカレントミラーにするのが普通の発想だが、そうしな…
昨日から完成した6L6GC photo シングルアンプを聴いているが半日のエージングを経て素晴らしい音になった。全体的に丸みを帯びているが音質はphoto HCAに匹敵する。 さてこちらは穴あけ工作がしやすいのでちょっとずつだが進んでいる。 アマゾンで買ったDCー…
手のひらに乗せられるくらいコンパクトなアンプを構想した。3日くらい考えた結果リードのカバー付きアルミシャーシPー2(150x50x100価格780円)とタカチのMB型アルミケース(70x50x100価格590円)の組み合わせが最適と判明した。 これに安価な出力トランスを…