2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

パワーアンプ III 第二基板(1)

次に作るのは1998年に登場した完全アンプである。完全対称アンプに対し名前だけは勝っているというパロディのようなアンプだったが、かと言って音で負けているわけでもない。 今回はパワーアンプIIIがそのまま使えるのでずいぶん楽である。

パワーアンプ III (13)

測定した。 最大出力付近では保護回路が働いてしまうのでここまでにした。

東洋文庫 中国古代寓話集 (1968)

本書は中国思想史の研究家後藤基巳氏による編纂もので日本語訳はご本人のものかと思われる。荘子、列子、戦国策、韓非子、呂氏春秋などからの抜粋である。 韓非子篇から本文を紹介する。 《書物を焼く 王寿が書物を背負って旅に出て、周の都への道すがら、徐…

パワーアンプ III (12)

電源投入時のポップノイズが大きいのでミューティング回路を挿入する。 これでいつでも気軽に楽しめるようになった。 音質は切れ味があって柔らかく深みと音の伸びが感じられる。バイポーラ最高峰と言ってもいいかもしれない。

映画 北西への道 (1940)

この映画はフレンチ・インディアン戦争のロジャーズ・レンジャーズ(イギリス軍直属のアメリカ植民地民兵)の1759年の戦闘を描いたもので、対応する史実としてはサンフランソワの襲撃の記述がある。 あらすじ ハーバード大学を追放となったラングドンが故郷…

パワーアンプ III (11)

バイアスのチェックは合格した。 アイドリングとオフセットを見る。 大体完成 メインシステムでちょっと聴いてみる。小型アンプとは言えLAPTの2パラは侮れない。

パワーアンプ III (10)

これはなかなかのものだ。 この辺まで進展した。

映画 さあ帰ろう、ペダルをこいで(2008)

冒頭にイリヤ・トロヤノフの小説に基づくとあるから実話とは違うのだろう。本編はブルガリアの労働者階級の一家が共産党幹部と揉めてドイツに亡命するという話だった。こういう体制下では権力を握ったものが人間としてやってはいけない事をあからさまに行い…

パワーアンプ III (9)

ボチボチと始めてみた。 実物と合わせて大きさを見る。 本当に入るのか確かめる。 この後ポンチを打つことになる。

映画 彼女の名はサビーヌ (2007)

このドキュメンタリー映画はフランスの女優サンドリーヌ・ボヌールが自身の妹サビーヌ・ボヌールを25年間に渡り撮ったフィルムを編集したものである。撮った場所は主に施設、自宅であり、お出かけした時の映像もある。 サビーヌは今は中年の女性で知的障害が…

パワーアンプ III (8)

連休前に荷物が到着した。 これだけで2万円するがまあ安い方である。 連休に工作し首尾よく完成すれば、後半にはゆっくりと音楽が聴けるという特典が見えているので若干モチベーションが高くなるのである。

東洋文庫 東京年中行事 1(1911)

若月紫蘭によって書かれた本書は、俳句を多く引用した東京歳時記であるという。冒頭の部分を紹介する。 《家康はじめて江戸に入ってからというもの、江戸の市街はみるみる繁昌におもむいたということは、当時の諺に『江戸の町に多いものは伊勢屋、稲荷に犬の…

パワーアンプ III (7)

オルタネート型LED付きプッシュスイッチ 点灯テスト これを付ける予定。パワーアンプ III は次の連休マターになっているので完成させて音を楽しむつもり。

パワーアンプ III (6)

差動二段バイポーラアンプ 回路はこの様なものである。 ±20V電源で測定した。

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (6)

とりあえず音出しに成功した。 音はさらに清純、清明で力もある。いろいろ問題点があるようだがこのまましばらく聴いていられそうだ。 アイドリングのバランスが変動して合わないが何事も無いように音楽を奏でている。

NHK シルクロード 謎の民 大峡谷に生きる (2019)

松尾剛アナウンサーは語る 『辺境の地に生きるヤグノブ人とかつてシルクロードの交易を支配したソグド人、近年そのつながりを裏付ける新たな発見が相次いでいます。ヤグノブ峡谷から北西に120km、ウズベキスタンで発掘されたカフィル・カラ遺跡、8世紀アラブ…

東洋文庫 シーボルト先生1 その生涯及び功績 (1926)

本書はかの高名な精神科医呉秀三によるものである。序文および冒頭部は飛ばして、1823年10月16日付けのシーボルトから叔父に宛てた書簡を紹介する。 『私儀無事に日本に到着仕候て、万有学・医学の広き領域に於いて怠ることなく学問に従事致し、私生涯の最も…

パワーアンプ III (5)

GaN FET パワーアンプのテスト 石を壊していたのはサーミスタだろうと推測している。 これはCreeのCMF10120ーDの図だが青線がGaN FETである。GaN FETが特に壊れやすいわけではないことが読み取れる。サーミスタの効きを最小限にして熱暴走には別の対処をする…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (5)

心臓部となる基板と終段の部分がほぼ出来上がった。 テストして動作がOKならパワーアンプ II に移植すれば良い。

パワーアンプ III (4)

作ってある基板がこれだけあった。 未完成のものもあるが全部完成させて特性を調べてみるつもりである。Sic MOS アンプを測定する。 面白い特性だがこれはシンプルな回路の特徴だと思う。

SITアンプを日々聴いている

K180SEPPアンプは2、3の改良点が思い浮かぶが今の状態で素晴らしい音がしている。小音量でも浸透力があり、奥行きが深く、音が華やかで、力がある。 今まで聴いたことがないレベルの音である。 K60/J18のパラプッシュプルアンプも出来そうになってきた。

パワーアンプ III (3)

構想だけでなく実際に搭載する基板を登場させよう 保護回路は金田式を縮小したものになる。 これほど小さくなるとは思わなかった。 第一基板はマークレビンソンの回路を模したもので2019年に作ったもの。 ちゃんと動作しているようだ。 ±20V電源で特性を調べ…

パワーアンプ III (2)

もうすこし構想を進めてみよう。ケースはタカチのヒートシンクケース HY 70ー33ー23 、iPad付属のアプリApple社謹製のNumbersで描いてみる。 次いでTDKラムダ製スイッチング電源RSW100Bー24を配置する。2台で±24V 4.5Aのローリプルの電源が実現する。 このよ…

東洋文庫 昨日は今日の物語 (1636)

江戸時代初期の仮名草子と見られている本書は正しくは『きのふはけふの物語』といい、いつものように現代語訳になっている。『戯言養気集』『醒睡笑』などと同類の本である。読んでみると『醒睡笑』より切れ味がやや優れている印象を受けた。少しだけ本文を…

パワーアンプ III (1)

パワーアンプの方もIIIまで作るつもりなので少しづつ構想を練っている。II で最大級となったためIIIはコンパクトなものにしたい。 ケースはプリと合うようにHY 70ー33ー23 BB にして電源一体型にこだわりたい。レイアウト可能かどうか型紙を作って調べてみる…

K60J18パラプッシュプルパワーアンプ (4)

これは見たことがないくらいの完璧な直流電流メカである。負帰還はかけている。 上下の石のアイドリングがピッタリ同じ値をとりながら変化する。 パワーツェナーで終段電圧を20Vに下げてやるとSITも適正なバイアスになった。ドレインに48Vかけると24V、20Vだ…

パワーアンプ II (9)

この状態で小型スピーカーが快調に鳴っている。 歪率測定を3回トライしたがあまりいいデータは取れなかった。3Aのヒューズが二本焼損した。 メインシステムに据えて音を聴いてみる。 向かって左のウィングを倒さないと音が小さくなるという不具合がやはりあ…